太田川 (長岡市)

太田川（おおたがわ）

概要

太田川は、新潟県長岡市の東山丘陵に源を発し、長岡市竹之高地町や蓬平町を経て平野部へと流れ出る、全長12.543km、流域面積41.7km²の一級河川です。長岡市村松地内で水田地帯を潤しながら、浄土川などの支流を合わせ、長岡市左近町地先で信濃川の右岸に合流します。信濃川との合流点から1.20kmの区間は、国土交通省による直轄管理区間となっています。

歴史

太田川の治水は、当初信濃川の洪水防御を最優先として進められていましたが、次第に内水対策へと重点が移されました。外水対策は内務省直轄事業として実施され、特に宮内地区では水害対策として捷水路が建設されました。近年では、1961年8月の洪水や、2019年10月13日の令和元年東日本台風による浄土川の越水などの被害が発生しています。これらの被害を受け、浄土川には逆流防止水門の設置が予定されています。

主な支川

太田川には、以下の6つの一級河川に指定された支流があります。

浄土川（じょうど）：延長8.4km
釜沢川（かまさわ）：延長1.3km
鬼面沢川（きめんざわ）：延長0.7km
社段川（しゃだん）：延長0.4km
赤羽根川（あかはね）：延長0.8km
細声川（ほそごえ）：延長0.8km

その他

関連項目：日本の川一覧
外部リンク:
国土交通省北陸地方整備局信濃川河川事務所: 直轄区間河川管理者
新潟県長岡地域振興局地域整備部: 指定区間河川管理者
* 新潟県土木部河川管理課

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