奈良ドリーマーズ

奈良ドリーマーズについて

奈良ドリーマーズは、奈良県に根ざした男子バレーボールのクラブチームで、2024-25シーズンにV.LEAGUE MEN 西地区に参加します。このチームは、2006年に設立され、地域密着型の活動を展開しています。

設立と成り立ち

奈良ドリーマーズは、設立当初、西淀製作所バレーボール部のOBや佛教大学OBを中心に形成されました。クラブ名の「NBK」は、それぞれの母体である西淀製作所のN、佛教大学のB、そして関西圏の大学のKを組み合わせたものです。この時期、チームは関西の大学出身者を中心に編成され、地域のバレーボール活動に寄与することを目指しました。

始めて参加した2008年の全日本実業団選抜西部地域リーグでは6位に入賞し、翌年には見事初優勝を成し遂げました。この傾向はその後も続き、2009年には初めてVリーグ機構の準加盟チームとなりました。

バレーボールの普及活動

奈良ドリーマーズは、単なる競技活動だけでなく、バレーボールの普及や地域貢献にも力を入れています。バレーボールセミナーや男女混合のバレーボール大会、さらにはバレー教室などを開催し、地域の人々にバレーボールの魅力を伝えています。また、ビーチバレー部門が誕生したのもこの活動の一環です。

本拠地の移転と成長

2013年4月には奈良県に本拠地を移し、さらなる成長を目指しました。翌年には監督がデフバレーボールの日本男子代表監督に就任するなど、チームの実力向上に貢献しました。

チームの成績は、全国の大会においても輝かしいものがあります。特に2012年から2015年の西部決勝リーグでは4年連続で準優勝を果たしましたが、連覇を続けていたクボタに次ぐ結果でした。

NPO法人の設立と今後の展望

2015年3月には、奈良県内でNPO法人としての登記を完了し、同年からV・チャレンジリーグIIに参加することが決定しました。チーム名も奈良NBKドリーマーズへ変更され、2018年には奈良市をホームタウンとして正式に認められ、「奈良ドリーマーズ」と改名しました。

近年の成績

近年では、2019-20シーズンにV3リーグで優勝を果たしましたが、翌シーズンのV2リーグでは残念ながらV3降格が決定されました。それでもなお、2022年には京都府舞鶴市との連携協定を締結し、新たな挑戦を続けています。

奈良ドリーマーズは、地元に根ざしつつパートナーシップを築くことで、今後もさらなる成長を目指して活動を続けていくことでしょう。

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