奏逢 〜Bank Bandのテーマ〜 (Studio Live Ver.)

『奏逢 〜Bank Bandのテーマ〜 (Studio Live Ver.)』は、Bank Bandが2009年7月15日にリリースした3作目の配信限定シングルです。Bank Bandとしては『はるまついぶき』以来、約2年ぶりのオリジナル楽曲発表となりました。

概要
この楽曲は、野外音楽フェスティバル『ap bank fes '09』のリハーサル中に、スタジオライブ形式でレコーディングされました。制作の背景には、 фестиваля5年目を迎える『ap bank fes '09』と、ap bank内に新設された組織「明日（あす）ラボ」の活動資金を確保したいという小林武史の思いがありました。

楽曲について
楽曲は、小林武史のソロアルバム『WORKS I』に収録されているインストゥルメンタル曲「手紙」をモチーフに、小林と櫻井和寿がメロディーを加えて制作されました。櫻井は当時、Mr.Childrenのアルバム『SUPERMARKET FANTASY』発表後のツアー直後で、制作に自信がない状態でしたが、Bank Bandのリハーサルに触発され、1日で歌詞を書き上げました。櫻井は、Bank Bandの音楽に対する真摯な姿勢が歌詞を生み出すきっかけになったと語っています。

楽曲構成
作詞：櫻井和寿
作曲：小林武史・櫻井和寿
編曲：Bank Band
プロデュース：小林武史

参加ミュージシャン
錚々たるメンバーが参加し、楽曲に深みを与えています。

櫻井和寿：Vocal & Guitar
小林武史：Keyboards
河村“カースケ”智康：Drums
亀田誠治：Bass
小倉博和：Guitar
山本拓夫：Saxophone & Flute
西村浩二：Trumpet & Flugelhorn
藤井珠緒：Percussion
四家卯大：Cello
沖祥子：Violin
田島朗子：Violin
菊地幹代：Viola
四家卯大ストリングス：Strings
イシイモモコ：Chorus
登坂亮太：Chorus

楽曲の利用
テレビ西日本の番組『ゴリパラ見聞録』のエンディングテーマとして使用されました。

収録アルバム
『沿志奏逢3』
『沿志奏逢4』

参考資料

桜井和寿 (2009). COULD BE ANYTHING. _FATHER & MOTHER Mr.Children official fan club_, _53_, 8-9.
鹿野淳 (2009). 小林武史 インタビュー. _ap bank fes '09 official document_. ポプラ社, 26-31.

もう一度検索