奥の深道〜同類くんの旅〜

『奥の深道～同類くんの旅～』は、2012年4月13日から8月24日までフジテレビ系列で放送されたバラエティ番組です。番組タイトルは、松尾芭蕉の紀行文「奥の細道」をもじったものです。

この番組では、芸能界に数多く存在する同じ趣味を持つ芸能人「同類くん」たちが集結し、タカアンドトシとブラックマヨネーズが彼らに同行しました。番組のコンセプトは、彼らの趣味をツアー形式で深く追求していくというものでした。

番組は、2012年7月20日まではタカアンドトシとブラックマヨネーズがそれぞれ別々にロケを行う形式でした。しかし、7月27日からはリニューアルされ、スタジオ収録で2組が揃ってロケVTRを視聴するスタイルに変更されました。このリニューアルにより、出演者全員がスタジオに集まり、ロケ映像を見ながらトークを繰り広げる形式になりました。VTRでは、特に盛り上がったシーンがチャプターとして画面下に表示されましたが、実際の映像ではカットされることもありました。

残念ながら、番組は2012年8月24日をもって打ち切りとなりました。一部のテレビ雑誌では9月も放送予定とされていましたが、実際には放送されませんでした。

番組終了後、タカアンドトシは2008年から不定期で放送されていた『タカトシ&温水が行く小さな旅シリーズ』が『ぶらぶらサタデー』として月2回放送されることになりました。

番組の出演者は以下の通りです。

司会
タカアンドトシ
ブラックマヨネーズ

両コンビは、「素」の字が入ったオレンジ色のジャージを着用していました。

松村未央（フジテレビアナウンサー）：2012年7月27日より出演

ゲスト
テーマとなる文字が一文字入った服を着用した「同類くん」の芸能人数名。

コーナー

番組内のコーナーとして「誰の深店?」がありました。このコーナーでは、ナビゲーター役の芸能人が声のみで、自身が愛する店「深店」を紹介します。MC役とゲストは、ナビゲーターが勧める料理を試食しながら、ナビゲーターが誰かを当てるゲームを行います。正解者は食事代が無料になり、不正解者は全員分の食事代を支払います。全員正解の場合は番組が代金を負担します。料理はナビゲーターのおすすめ以外に、解答者同士でサイドメニューや飲み物、デザートを自由に注文できましたが、その分、支払総額も上がりました。

ネット局

番組はフジテレビ系列で放送されました。ただし、プロ野球中継のために放送時間が変更になったり、後日遅れて放送されたりする局もありました。その場合、番組はノンスポンサーで放送されました。

スタッフ

番組制作には、多くのスタッフが携わっていました。構成作家、ナレーター、技術スタッフ、美術スタッフ、編集スタッフ、プロデューサーなど、さまざまな分野のプロフェッショナルが番組を支えていました。制作協力には、吉本興業、D:COMPLEX、クリーク・アンド・リバー、U-FIELDなどが含まれていました。

その他

番組の公式サイトは、放送終了後に閉鎖されています。

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