奥南旧指録

奥南旧指録は、南部氏の始祖である光行が文治5年（1189年）に糠部五郡を拝領した時から、南部藩5代藩主である信恩が宝永4年（1707年）に死去するまでの、歴代の事績を記録したものです。

この資料は、南部氏の初期の歴史や、藩政時代初期の動向を知る上で非常に重要な情報源となっています。具体的には、以下のような内容が記録されています。

歴代藩主の事績：各藩主の時代における政治、経済、文化などの出来事が詳細に記述されています。
主要な家臣の動向：南部藩を支えた家臣たちの活動や役割が記録されています。
領内の状況：領内の地理、人口、産業などの情報が記載されています。
対外関係：他藩や幕府との関係に関する記述があります。

奥南旧指録は、南部氏の歴史を研究する上で欠かすことのできない資料であり、歴史研究者や郷土史家にとって貴重な情報源となっています。

関連資料

奥南落穂集：奥南旧指録に関連する資料であり、合わせて参照することでより深く理解することができます。
参考諸家系図：南部氏や家臣団の系図を調べることで、人物関係や歴史的背景を把握するのに役立ちます。

外部リンク

近世こもんじょ館：古文書に関する情報を提供しているウェブサイトです。
きろく解読館 奥南旧指録：奥南旧指録の解読に関する情報を提供しているウェブサイトです。

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