奥和登

奥和登（おく かずと）

奥和登氏は、1959年2月26日生まれの実業家であり、農林中央金庫の代表理事理事長を務めています。大分県中津市耶馬溪町出身です。

経歴

1977年に大分県立中津南高等学校を卒業。高校の同級生には、賀来高志氏（元野村不動産副社長）、西野史尚氏（JR東日本クロスステーション社長）、後藤弘樹氏（元日本地熱協会会長）、柳基善氏（クレアティフ代表）らがいます。高校時代は、明治時代に建てられた洋館「異人館(キャラハン邸）」で下宿生活を送りました。

1983年、東京大学農学部を卒業後、農林中央金庫に入庫しました。以来、長年にわたり経営企画部門に在籍し、組織整備対策部部長代理、総合企画部副部長、同部企画開発室長、JAバンク統括部長、総合企画部長、常務理事、専務理事、代表理事専務といった要職を歴任しました。

特に、リーマン・ショック後には1.9兆円もの資本増強を取りまとめ、コーポレート本部長在任時には各事業を統括するなど、農林中央金庫の経営において重要な役割を果たしました。また、三菱UFJニコス取締役や農林中金総合研究所代表取締役社長も務めています。

2018年6月22日には、農林中央金庫の代表理事理事長に選任され、2021年6月24日には再任されました。

年譜

1983年
東京大学農学部卒業
4月 - 農林中央金庫入庫
1999年9月 - 農林中央金庫組織整備対策部部長代理
2003年7月 - 農林中央金庫総合企画部副部長
2004年6月 - 農林中央金庫総合企画部企画開発室長
2007年6月 - 農林中央金庫JAバンク統括部長
2009年6月 - 農林中央金庫総合企画部長
2011年6月 - 農林中央金庫常務理事
2013年
6月 - 農林中央金庫専務理事
6月 - 三菱UFJニコス取締役
2016年4月 - 農林中金総合研究所代表取締役社長
2017年 - 農林中央金庫代表理事専務
* 2018年6月 - 農林中央金庫代表理事理事長

もう一度検索