奥村麻依

奥村 麻依 - 元女子バレーボール選手

奥村麻依（おくむら まい）は、1990年10月31日に生まれた日本の元女子バレーボール選手です。彼女は山口県長門市出身であり、スポーツ界における多くの功績を残しました。幼少期からの情熱と努力で日本のバレーボール界で知られる選手となった彼女の道のりを振り返ります。

来歴

奥村は小学3年生の頃、従姉の影響を受けてバレーボールを始めました。地元の長門市立向津具小学校、次いで長門市立向津具中学校、誠英高校と進学し、彼女はバレーボールの才能を開花させていきました。高校時代には2008年10月に開催された国体で、同級生の大須賀咲香や中村亜友美とともに優勝に貢献し、注目を集めました。その後、春高バレーとインターハイでも素晴らしい成績を残しました。

2009年に嘉悦大学に進学した奥村は、2010年4月には日本代表メンバーに登録され、世界の舞台で活躍する足がかりを手に入れました。初となる国際大会として、2010年9月に開催された第2回アジアカップに出場しました。これを機に彼女のバレーボールキャリアは本格的にスタートしました。

2011年には、ユニバーシアード代表にも選出され、さらに成長していくこととなります。翌年の2012年4月には再度日本代表メンバーに選出され、同年12月にはJTマーヴェラスへの入部が決まりました。

彼女のプロとしてのキャリアは2013年にさらに進展しました。この年の6月には再びユニバーシアード代表に選申され、エリツィンカップ2013ではベストブロッカーに輝くなど、その実力を証明しました。9月にはV・サマーリーグで敢闘賞を受賞し、同シーズンのVプレミアリーグでは新人賞とブロック賞を獲得しました。

2017年には再び全日本メンバーに登録され、その後の2018年にJTマーヴェラスを退団し、2018/19シーズンからはタイのナコンラチャシマでプレーすることになりました。11月にはタイリーグでプロデビューを果たし、国際的な舞台でも存在感を示しました。

さらに、2019年8月にはデンソーエアリービーズに加入し、2021年の東京オリンピックにも代表選手として選ばれました。この年の6月30日には出場メンバーとして選ばれるも、8月25日にはデンソーを退団し、現役引退を発表しました。

所属チームと球歴

1. 小学校から大学
- 長門市立向津具小学校
- 長門市立向津具中学校
- 誠英高校
- 嘉悦大学（2009-2013年）

2. プロチーム
- JTマーヴェラス（2013-2018年）
- ナコンラチャシマ（2018-2019年）
- デンソーエアリービーズ（2019-2021年）

3. 国際的な舞台
- 日本代表（2010年、2012-2013年、2017年、2021年）
- ユニバーシアード代表（2011年、2013年）

受賞歴

彼女のバレーボールキャリアは数々の受賞歴でも彩られています。主な受賞内容は次の通りです：

• - 2013年

- エリツィンカップ2013 ベストブロッカー
- V・サマーリーグ 敢闘賞

• - 2014年

- 2013/14 Vプレミアリーグ 新人賞、ブロック賞

• - 2015年

- 2014/15 Vチャレンジリーグ MVP、スパイク賞、ブロック賞

個人成績

奥村麻依はVプレミアリーグレギュラーラウンドにおいても個人的な成績を残しており、その実力が評価されています。彼女の輝かしいキャリアは、バレーボール界に多くの影響を与えています。奥村の情熱と努力は、後に続く選手たちにとっても良い手本となることでしょう。

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