女の劇場

日本テレビ昼ドラ枠『女の劇場』とは

『女の劇場』は、1977年3月7日から同年10月28日まで、日本テレビ系列局で放送されていた昼のテレビドラマ枠です。花王石鹸（現在の花王）の一社提供で、月曜日から金曜日の13:30 - 13:55に放送されていました。

概要

この枠は、『愛のサスペンス劇場』をリニューアルしたもので、引き続き女性が主人公のドラマが放送されました。初期はサスペンスドラマが中心でしたが、後にコメディドラマも放送されるようになりました。当時の日本テレビでは、帯ドラマは1ヶ月に1作品のペースで制作されていましたが、『女の劇場』では2ヶ月に1作品というペースでした。

しかし、4作品を放送したところで枠名が消失し、後番組の『うどん一代』（読売テレビ制作）、『おてんば人生』（日本テレビ制作）は、枠名なしで放送されました。その後、1978年10月からはバラエティ枠『スター（秘）訪問!!』へと移行しました。

花王石鹸の一社提供は『うどん一代』まで続き、『おてんば人生』からは複数社提供へと変わりました。一部系列局では、この枠のネットを打ち切り、TBSの『花王愛の劇場』の遅れネットに切り替えた局もありました。

『ZIP!ドラマ』による帯ドラマの復活

『女の劇場』の終了後、日本テレビ制作の帯ドラマは長らく中断していましたが、2018年、早朝の情報番組『ZIP!』内で『ZIP!ドラマ』として不定期に復活しました。これは44年ぶりのことでした。

放送作品

生田家の朝: ごく普通の家族に起きたハプニングを描いた作品。福山雅治が主題歌を担当。
放送時間: 2018年12月～2019年10月、7時52分頃から約7分間、全33話
サヨウナラのその前に: 隕石衝突によって地球が滅亡するまでの31日間を、5人の主人公がリレー形式で描くチェーンストーリードラマ。BE:FIRSTが主題歌を担当。
放送時間: 2022年3月、月～金 7:50頃から約8分間、全23回
出演者: 西岡星汰、奥平太兼、南沙良、北村一輝、真木よう子、梶裕貴
泳げ！ニシキゴイ: 漫才コンビ「錦鯉」の半生と家族を描いたドラマ。
放送時間: 2022年7月～9月、月～金 7:50頃から約8分間、全44話
クレッシェンドで進め: 受験を控えた高校生がコーラス大会に挑む物語。
放送時間: 2022年10月～12月、月～金 7:50頃から約5分間、全45話
パパとなっちゃんのお弁当: シングルファーザーが娘のために弁当作りに奮闘する物語。
放送時間: 2023年1月～3月、月～金 7:50頃から約5分間

『ZIP!ドラマ』は、早朝の短い時間帯に放送される帯ドラマとして、新たな試みを見せています。

関連情報

ZIP!: 『ZIP!ドラマ』が放送されている番組。
朝の連続ドラマ: 日本テレビ系列で放送された最後の帯ドラマ枠（箱コーナーを除く）。
めざドラ: 『めざましテレビ』内で放送されている帯ドラマ枠。

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