女の子よ死体と踊れ

女の子よ死体と踊れ

『女の子よ死体と踊れ』は、2015年に公開された日本のファンタジックホラー映画。朝倉加葉子が監督・脚本を務めた長編映画作品。

ストーリー

YMMクリーニングという清掃会社で働く5人の少女たちが、森の中で少女の死体を発見する。彼女たちはある方法で死体を蘇らせてしまう。しかし、その行為が彼女たちを恐怖の渦に巻き込んでいく。

登場人物

YMMクリーニング

劇中に登場する清掃会社。スタッフは全員女性で、アナーキストという設定。ユニフォームはつなぎだが、それぞれ細部に違いがある。社用車は横浜ナンバーのワンボックスカー。

ちーぼう
演 - ちーぼう（ゆるめるモ！）
死体の第一発見者。比較的常識的な性格だが、美しい死体を見て「もったいない」と感じてしまう。七つの大罪では「強欲」を象徴する。
ようなぴ
演 - ようなぴ（ゆるめるモ！）
毛先が赤く染まった清掃員。ワンボックスカーの運転を担当。PCオタクでハッカーの顔も持つ。人の物を欲しがる癖があり、七つの大罪では「嫉妬」を象徴。
もね
演 - もね（ゆるめるモ！）
常に髪を気にする女の子らしい性格。化粧に強いこだわりを持つ。クマのイヤリングを着用。七つの大罪では「色欲」を象徴する。
けちょん
演 - けちょん（ゆるめるモ！）
バイトリーダー的な役割を担うショートカットの清掃員。七つの大罪では「食欲」を象徴。
しふぉん
演 - しふぉん（ゆるめるモ！）
死者復活の儀式に詳しい清掃員。メタルバンド好きで、遅刻癖がある。七つの大罪では「怠惰」を象徴。
女社長
演 - 原扶貴子
YMMクリーニングの社長。怠惰なスタッフを高枝切り鋏やチェーンソーで威嚇する。

町の住人

何もない畑の中に鉄塔が立つ町に住む人々。住宅の裏には木々が生い茂る山がある。

生き返る死体・あの
演 - あの（ゆるめるモ！）
白い衣装を身にまとった死体。儀式によって蘇生されるが、死を望んでいる。若くして死んだのは傲慢であるとして、七つの大罪の「傲慢」を象徴する存在とされる。一度死んでいるため、体を真っ二つにされても、焼かれても死ぬことはない。ビジュアルイメージは「人形（マネキン）」。
依頼人のキャバ嬢
演 - 古内啓子
2階建てのアパートに住む清掃の依頼人。
追う男
演 - 松田優
ヤクザの一人。あのを殺害後、生き返ったことを知り、付け狙う。拳銃を所持。
赤シャツの男
演 - 尾本卓也
追う男の部下。眼鏡をかけており、「すぐにできて1回1万円」という怪しい仕事を紹介する。
黒シャツの男
演 - 国分崇
赤シャツの男と行動を共にするヤクザ。
開襟シャツの男
演 - 川連廣明
赤シャツの男と行動を共にするヤクザ。

スタッフ

監督・脚本：朝倉加葉子
撮影：岩永洋
録音：根本飛鳥
美術：中谷暢宏
音楽：ゲイリー芦屋
ガンエフェクト・VFX：遊佐和寿
メイク：河口朋美
助監督：三村薫
製作：「ゆるめるモ！」映画製作委員会（キングレコード、日販、アソブロック）
企画・制作：TRASH-UP!!

音楽

「人間は少し不真面目」ゆるめるモ!（キングレコード）


公開に先駆けて、2015年10月29日には阿佐ヶ谷ロフトAで映画公開記念前夜祭イベントが開催された。

外部リンク

女の子よ死体と踊れ - allcinema
女の子よ死体と踊れ - KINENOTE
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