妖怪ウォッチ3 スシ/テンプラ/スキヤキ

妖怪ウォッチ3 スシ/テンプラ/スキヤキ

『妖怪ウォッチ3 スシ/テンプラ/スキヤキ』（ようかいウォッチスリー スシ/テンプラ/スキヤキ）は、2016年にレベルファイブが発売したニンテンドー3DS向けのゲームソフトです。本作は、『スシ』と『テンプラ』の2つのバージョンが同時に発売され、その後、12月には新しいクエストやキャラクターを追加したまとめ版『スキヤキ』も登場しました。ここでは『スキヤキ』の内容も含め、詳しく紹介します。

概要

本作は、日本とアメリカを舞台に、2人の主人公をスイッチしながら物語を進めるスタイルです。妖怪ウォッチシリーズ初の新バトルシステムが採用されており、NFCによるデータ通信機能にも対応しています。また、アメリカ映画や文学の要素を取り入れた場面が数多く見られ、視覚的にもエンターテイメント性が高まっています。更新版においては、各バージョンのタイトルに「特上スシ」「絶品テンプラ」「特選スキヤキ」の名称が用いられています。

ストーリー

物語はある夏の日、さくら住宅街に住む主人公ケータとその友達ジバニャン、ウィスパーが、夕食として寿司屋、天ぷら屋、すき焼き屋に訪れるところから始まります。そこでケータは父の転勤によりアメリカのセントピーナッツバーグへ引っ越すことになります。一方、イナホはそよ風ヒルズに住み、アニメショップで趣味を満喫していました。彼女もUSAピョンという妖怪と出会い、「イナウサ不思議探偵団」を設立し、様々な事件に挑む姿が描かれています。

ゲームシステム

ストーリーリンク

このゲームでは、2人の主人公のストーリーがリンクし合う特徴があります。片方のキャラクターで進行できない場合、もう片方のキャラクターのクエストをクリアすることで物語を進めることができます。

育成システム

今作では新たに登場する妖怪の種族や新しいバトル要素が加わりました。例えば、妖怪の種類はエンマ族など11種類に増えました。育成面では、見た目はそのままで妖怪のランクを上げる方法や、「スキヤキ」においては特定のアイテムとの組み合わせで新たな魂を獲得できるシステムも実装されています。

バトルシステム

バトルは、従来のサークル型ではなく、タクティクスメダルボードを用いた形式に変更されました。前衛・後衛ともに6体の妖怪を編成し、より戦略的なバトルが楽しめるようになっています。また、「わざ」や「ねらう」などの行動を指示することで、戦闘をスムーズに進めることが可能です。

イベント

本作では新たなイベントが多数用意されています。たとえば、突然発生する鬼時間や、特定条件を満たすことで行ける妄想アオバハラなどがあります。これにより、プレイヤーは新しい体験を次々と楽しむことができます。

妖怪ウォッチバスターズT

新たなマルチプレイアクションモード「妖怪ウォッチバスターズT」は、最大4人での協力プレイを可能にします。仲間と協力して妖怪の特殊能力を駆使し、様々なミッションに挑戦することができます。ダンジョン形式はランダムに変化する自動生成が特徴で、プレイヤーは毎回異なる冒険を楽しむことができます。

データの引き継ぎ

『スキヤキ』では、前バージョンからのデータ引き継ぎも可能ですが、一度しか行えない点には注意が必要です。これにより、プレイヤーは前作で培った経験を活かしてゲームを進めることができ、より一層楽しみが増します。

登場キャラクター

本作にはケータとイナホの他にも多くの魅力的なキャラクターが登場します。ケータの友達であるジバニャンやウィスパーのほか、アメリカの友人マック、妖怪たちが活躍します。様々なストーリーやキャラクターの交わりが、楽しさを一層引き立てています。

まとめ

『妖怪ウォッチ3 スシ/テンプラ/スキヤキ』は、その豊かなストーリー、美しくデザインされたキャラクター、新しいゲームシステムにより、プレイヤーに新鮮な体験を提供します。バトルや育成、イベントが相まって、長時間楽しむことができる作品に仕上がっています。

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