姫路市立飾磨西中学校

姫路市立飾磨西中学校の概要

姫路市立飾磨西中学校は、兵庫県姫路市の飾磨区構二丁目に属する公立の中学校です。略称は「西中」で、多くの生徒に親しまれています。

歴史と沿革

この学校は1947年に設立され、戦後の学制改革を受けた姫路市の新設中学校の一つとしてスタートしました。当初は「第九中学校」や「第十中学校」として計画されていましたが、名称が何度も変更され、現在の「飾磨西中学校」となりました。開校式は同年の5月10日に行われ、英賀保小学校と旧制飾磨中学校の校舎を一時的に借用する形で始まりました。

その後、1951年までに新しい校地が農地として購入され、1973年には現在の校舎が完成しました。さらに、校舎や施設の改修も行われ、2015年には体育館の改修が完了し、2019年には全教室にエアコンが設置されました。学校のキャラクターも2016年に誕生し、地域からの愛着を深めています。

学校行事

飾磨西中学校では、年間を通じて多くの重要な行事が行われています。例えば、新学期の4月には入学式や始業式が行われるほか、3年生の修学旅行は5月に企画されています。また、年に2回の中間考査や期末考査も実施され、1年生の野外活動、体育大会、文化発表会など多彩なイベントが催されます。これにより、生徒たちは学びと共に様々な経験を積むことができ、充実した学校生活を送っています。

部活動

部活動は、運動部と文化部の二つのカテゴリに分かれています。運動部には野球やサッカー、バスケットボール、女子バレーボールなどがあります。一方で、文化部には吹奏楽や茶道、美術部などがあり、生徒たちは自分の趣味や特技を活かして活動しています。特に吹奏楽部は地域のイベントにも参加し、生徒たちの活躍が見られます。

生徒会活動

生徒会は非常に活発で、前期と後期ごとに選挙によって役員が選ばれています。生徒会の活動は単に校内の運営だけにとどまらず、地域へのボランティア活動にも力を入れています。過去には熊本地震の被災者への募金を行うなど、地域貢献にも取り組んでいます。

通学区域

通学区域としては、姫路市立英賀保小学校と津田小学校が含まれ、生徒数が多く大規模な校区を有しています。地域の環境も学ぶ上での大切な要素で、周辺には津田公園や水尾川、姫路津田郵便局などがあります。

アクセスと周辺環境

学校へのアクセスも便利で、山陽電鉄網干線の西飾磨駅から徒歩約1kmの距離です。また、周辺には神姫バスの構バス停があり、交通の便が良いことも特徴です。

まとめ

姫路市立飾磨西中学校は、地域に根ざした教育活動を行っており、その歴史や行事、部活動を通じて生徒たちは多くの経験を積んでいます。校内の活動だけでなく、地域貢献にも積極的に参加しており、地域社会との繋がりを大切にしています。

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