姫路市議会

姫路市議会について

姫路市議会は、兵庫県姫路市に設置されている地方議会であり、市民の代表として市政を運営する上で重要な役割を担っています。

概要

• - 定数: 45人
• - 任期: 2023年5月1日から2027年4月30日
• - 選挙区: 市全体を1つの選挙区とする大選挙区制（単記非移譲式）を採用
• - 議長: 三輪敏之（市民クラブ）
• - 副議長: 井川一善（自由民主党）

姫路市議会は、市民の声を市政に反映させるため、様々な活動を行っています。選挙によって選ばれた議員が、市民の代表として議会に参加し、市の予算や条例などを審議・決定します。議員の任期は4年で、市全体の選挙によって選出されます。議長と副議長は議員の中から選ばれ、議会運営を円滑に進める役割を担います。

会派

複数の会派が存在し、それぞれの政策や理念に基づいて活動しています。

運営

議会運営は、円滑な審議を行うために委員会を中心に行われています。

常任委員会

• - 総務委員会
• - 文教・子育て委員会
• - 厚生委員会
• - 経済観光委員会
• - 建設委員会
• - 予算決算委員会

これらの委員会は、それぞれ専門分野を担当し、市の政策や事業について詳細な調査や審議を行います。

不祥事

過去には、市議会議員の不祥事も発生しており、市民の信頼を損なう事態も発生しています。

• - 五倫会による不法投棄問題: 市からリサイクル事業を委託された社会福祉法人五倫会の理事長の夫が、不法投棄に関与したとして、市議会から辞職勧告決議を受けました。その後、理事長の妻を含む3人が廃棄物処理法違反で逮捕されました。

• - 酒上太造議員の不倫問題: 酒上太造議員が、不倫関係にあった女性との間でトラブルを起こし、女性に傷害を負わせる事件が発生しました。さらに、女性への妊娠中絶の懇願や費用支払いなどの事実が発覚し、市議会から辞職勧告決議を受けました。この問題は、議員の倫理観に対する市民の批判を招きました。

• - 井川一善議員の虚偽報告問題: 自由民主党・無所属の会に所属する井川一善議員が、議会運営委員会を「病院で検査を受診する」との理由で欠席したにも関わらず、実際は海外旅行に行っていたことが発覚しました。さらに、同僚議員に虚偽の報告をさせていたことも明らかになり、責任を取り監査委員と幹事長を辞任しました。

• - 松岡廣幸議員の不当要求問題: 松岡廣幸議員が、市職員に対し不当な要求を行っていたことが明らかになりました。市職員倫理審査会からの答申を受け、市長が2回の不当要求を認定しました。具体的には、特定の業者を入札から外すよう求めたり、担当職員の異動を要求したりするなどの行為が確認されました。市は松岡議員を威力業務妨害の疑いで刑事告訴しましたが、不起訴処分となりました。これらの不祥事は、市議会の信頼を大きく揺るがすものであり、議員の倫理観の向上が求められています。

まとめ

姫路市議会は、市民の代表として市政を運営する重要な機関です。しかし、過去には議員の不祥事も発生しており、市民からの信頼回復が課題となっています。市議会には、市民の声を市政に反映させる役割を果たすとともに、高い倫理観を持ち、公正な活動を行うことが求められます。

関連情報

• - 兵庫県議会
• - 姫路市議会公式サイト

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