姶良市立松原なぎさ
小学校は、
鹿児島県姶良市松原町一丁目に位置する公立
小学校です。
2015年4月に設立され地域の教育ニーズに応える形で、建昌
小学校から分離しました。
姶良市は、人口が急増しているベッドタウンであり、学ぶ環境としても注目されています。
校区の成り立ち
姶良市の人口は、県庁所在地である
鹿児島市や
霧島市のベッドタウンとして増加傾向にあり、特に社会的に転入者が転出者を上回る状態が続いています。これに伴い、地域内の宅地開発が進行し、松原町を中心に新たな住居が建設されました。校区内では定住人口が急増し、それによって設立前の建昌
小学校の生徒数も増加しました。この背景から、新たな学校の設立が必要とされ、
姶良市立松原なぎさ
小学校が開校しました。
新設校である松原なぎさ
小学校には、開校時に607人の児童が在籍し、24学級が組まれました(特別支援教室を含む)。その後、学生数は増加し、2022年度には681人の児童が在籍するまでになり、校内施設や教育環境の強化が求められています。2024年度には700人を超える児童が在籍し、10年間で1,000人を超える卒業生を輩出しました。
創立10周年の行事
学生の成長を振り返り、地域との絆を再確認する一環として、2024年11月には創立10周年を祝う記念式典が開催される予定です。このイベントには地域の方々も招待され、学校と地域が協力して教育環境を向上させることを目指しています。式典の翌週にはPTA主催の記念祭も計画されており、地域の人々とのさらなる交流が期待されています。
校名の由来
松原なぎさ
小学校の校名は、2013年5月に行われた公募により決定されました。その過程で、1091名からの応募があり、
姶良市新設校校名選考委員会が慎重に選考を行った結果、現在の校名が正式に決まりました。地域の住民からの意見を反映したこの校名は、学校が地域に根差した存在であることを象徴しています。
制服について
この
小学校では、標準服が指定されており、学生は夏季に白色のポロシャツを着用します。下半身は男子生徒が短パン、女子生徒がスカートというスタイルです。そして冬季の服装には、夏に着用する衣服にブレザーが追加されます。これにより、季節ごとの快適な学習環境が整えられています。
通学区域と進学先
松原なぎさ
小学校の通学区域には、
姶良市立帖佐中学校と
姶良市立重富中学校が含まれています。学生は地域に根ざした教育を受けた後、これらの中学校に進学し、さらなる学習へと進んでいきます。
姶良市立松原なぎさ
小学校は、地域の発展とともに成長し続け、未来の学び舎としての役割を果たしています。