学校法人大阪観光大学

学校法人大阪観光大学について

学校法人大阪観光大学は、大阪府泉南郡熊取町に主たる事務所を置く学校法人です。現在は大阪観光大学のみを運営していますが、過去には中学校、短期大学、高等学校も設置していました。

設置している学校

大阪観光大学（熊取町）

かつて設置していた学校

明浄学院中学校（1968年募集停止、2004年廃止）
大阪明浄女子短期大学（熊取町、2009年廃止）
明浄学院高等学校（大阪市阿倍野区、2022年に学校法人藍野大学へ譲渡）

歴史

1921年、大阪市内の日蓮宗寺院が日蓮上人降誕700年記念事業として明浄高等女学校を設立したのが始まりです。その後、1931年に宗門から独立し、教育内容に宗教色はなくなりました。建学の精神は「明（あか）く、浄（きよ）く、直（なお）く」です。

年表

1921年（大正10年）4月 - 明浄高等女学校設置・開校
1931年（昭和6年）6月 - 宗門を離れる
1945年（昭和20年）6月 - 財団法人明浄高等女学校設立認可
1947年（昭和22年）4月 - 学制改革に伴い明浄学院中学校設置
1948年（昭和23年）4月 - 学制改革に伴い明浄学院高等学校設置
1949年（昭和24年）4月 - 法人名称を財団法人明浄学院と改称
1951年（昭和26年）3月 - 学校法人明浄学院に組織変更
1985年（昭和60年）4月 - 大阪明浄女子短期大学開学
2000年（平成12年）4月 - 大阪明浄大学開学
2004年（平成16年）9月 - 明浄学院中学校廃止
2006年（平成18年）4月 - 大阪明浄大学を大阪観光大学に改名
2009年（平成21年）8月 - 大阪明浄女子短期大学廃止
2019年（令和元年）12月 - 大阪地検特捜部が、業務上横領の疑いで元理事長らを逮捕
2020年（令和2年）
3月16日 - 大阪地方裁判所に民事再生法の適用を申請、同日、保全管理命令を受ける。負債総額は約7億6,000万円
10月2日 - 債権者集会での可決を受け、大阪地方裁判所が再生計画認可を決定。同月下旬に再生計画が確定
2022年（令和4年）
4月1日 - 明浄学院高等学校を学校法人藍野大学に経営移管。学校法人明浄学院は「学校法人大阪観光大学」に名称変更し、大阪観光大学のみを経営
5月17日 - 大阪地方裁判所から民事再生手続の終結決定を受ける
12月21日 - 大阪観光大学にて新学校法人発足記念式典・シンポジウムを開催

役員（2022年4月1日現在）

理事長：山本健慈（前学校法人明浄学院顧問、元和歌山大学学長、元和歌山大学副学長）
常務理事：黒田能史（法人本部長）
理事：山田良治（大阪観光大学学長、前大阪観光大学副学長、元大阪観光大学学長代行、元和歌山大学副学長）
理事：麦島善光（株式会社ZENホールディングス会長、学校法人理知の杜理事長、株式会社麦島建設元会長）
理事：印藤弘二（理事職務代行者、弁護士）

不祥事

明浄学院高等学校の校舎移転計画に絡む横領事件により、2019年に元理事長らが逮捕されました。この事件が原因で資金繰りが悪化し、2020年には民事再生法の適用を申請しましたが、2020年10月には再生計画が認可され、2022年5月に民事再生手続きが終結しました。

外部リンク

学校法人大阪観光大学公式サイト'>学校法人大阪観光大学公式サイト

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