宇部市立西宇部小学校

宇部市立西宇部小学校について

宇部市立西宇部小学校は、山口県宇部市大字際波に位置する公立の小学校です。この学校は、宇部市立厚南小学校の児童数の増加を受けて1981年に創立されました。校名には、かつて宇部駅が名乗っていた「西宇部」という名前が由来されています。この名称が周辺地域に根付いたことから、自校もその名を冠しています。

歴史的背景

西宇部小学校の設立に至る経緯を見てみると、1977年に学校用地が選定され、その後1979年に厚南小学校から学区を分離することが決定しました。そして同年に学校名が西宇部小学校に決定し、1980年には第一期校舎工事が完了しました。1981年には第二期校舎工事が完了し、同年4月に初代校長が就任しました。

学校の設立初年度にはPTAの設立総会も行われ、1982年には校歌が制定されました。以降、西宇部小学校は地域と密接に連携しながら教育活動を行ってきました。1984年には宇部市教育委員会から学習指導研究推進校に指定され、次第に教育の質の向上に努める姿勢を示しています。また、1988年には学校図書館教育研究指定校としても認定されました。

受賞歴

西宇部小学校は、設立から数年の間にさまざまな賞を受賞しています。1981年には山口県の花いっぱい運動で優秀賞を受け、1982年には教育長賞を受賞するなど、学校全体の取り組みが評価されました。さらに、1983年には県知事賞や、PTAの広報コンクールで最優秀賞を受賞しました。

1984年には全国花いっぱい運動で優秀賞を受賞し、その後も県知事賞や特別賞を獲得するなど、学校は花や環境保全活動に積極的に取り組んでいます。1986年には全国花いっぱいコンクールで法務大臣賞を受賞し、特に小学校部門では全国第1位という栄誉を得ることとなりました。

その後も、山口県花いっぱい運動のモデル校に指定されるなど、地域貢献と環境教育において高い評価を受け続けています。1988年には全国花いっぱいコンクールで再び優秀賞を獲得し、1992年には学校保健統計調査で文部大臣賞を受けるなど、教育の質、環境活動両面での成果が実を結んでいます。

校歌

西宇部小学校の校歌は、吉永繁氏が作詞し、高橋正剛氏が作曲を担当しました。この校歌は、学校の歴史や伝統、地域との結びつきを表す重要な財産となっており、今でも児童たちに歌い継がれています。

アクセス

最寄りの交通機関として、JR山陽本線の宇部駅があります。この駅からは、学校へのアクセスも便利で、多くの学生が利用しています。地域に根ざした教育を続ける西宇部小学校は、今後もさらなる発展が期待されています。

まとめ

宇部市立西宇部小学校は、地域との結びつきを大切にしながら成長してきた学校です。多くの受賞歴を持ち、教育、環境保全活動ともに高い評価を受けています。

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