『
宇野常寛の
オールナイトニッポン0(ZERO)』は、2013年4月5日から2014年3月28日まで
ニッポン放送で放送されたラジオ番組です。
評論家の
宇野常寛がパーソナリティを務め、深夜の時間帯に独自の視点と選曲で人気を博しました。
番組概要
通称「宇野ZERO」として親しまれ、
宇野常寛自身が「話題から選曲まで、僕じゃないとできない番組を目指します!」と語ったように、他の番組とは一線を画す内容でした。番組終了後には、ほぼ同じ内容の放送が
ニコニコ生放送のPLANETSチャンネルで継続されました。また、後に
J-WAVEで始まった「THE HANGOUT・月曜日(宇野ハン)」にも、この番組のエッセンスが引き継がれています。
放送時間
毎週
金曜日27:00 - 29:00(土曜日未明3:00 - 5:00)
主なコーナー
世界の真実・横山由依
AKB48の横山由依推しである宇野が、自身の「オタ活」を報告し、リスナーからの活動報告も受け付けるコーナー。テーマ曲は横山由依の「May」。
今週の一本
宇野が実際に読んだり観たりした作品の中から、仕事には繋がらないものの、「どうしても語りたい!」という1つの作品をピックアップして紹介するコーナー。リスナーからのリクエストにも応えていました。
アナーキーソングリクエスト
他の番組ではめったにかからないアニメソングや特撮ソングなどのリクエストに応えるコーナー。マニアックな選曲が特徴で、岩崎和夫の影響が大きいとされています。
リトル・ピープルの時代
報われない片思いをする人々、いわゆる「リトル・ピープル」の尊厳を回復することを目的に、リスナーから体験談や相談を受け付けるコーナー。
30代既婚男性の魂を解放するプロジェクト
30代既婚男性が抱える悩みや葛藤に迫り、彼らの魂を解放するための企画を行うコーナー。
過去の「今週の一本」
番組内で紹介された書籍や映像作品の一部をご紹介します。
2013年6月8日:DOCUMENTARY of
AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る
2013年6月22日:家族ゲーム
2013年6月29日:桐島、部活やめるってよ
2013年7月6日:ゴーマニズム宣言
2013年7月13日:銀魂
2013年7月20日:今期のドラマ「半沢直樹」ほか
2013年7月27日:風立ちぬ
2013年8月3日:幕張
2013年8月10日:耳をすませば
2013年8月17日:恋するフォーチュンクッキー
2013年8月24日:パシフィック・リム
2013年9月7日:ギンガムチェック 高橋栄樹監督ver
ゲスト出演者
番組には、様々な分野からゲストが出演しました。
2013年4月20日:
堀潤
2013年10月25日:小林よしのり
2014年2月21日:濱野智史(社会学者)、
三上真奈(フジテレビ
アナウンサー)
関連情報
番組は、オールナイトニッポン、
オールナイトニッポン0(ZERO)といった人気ラジオ番組の枠で放送されました。また、
AKB48の楽曲「
恋するフォーチュンクッキー」のPVを、番組リスナーやスタッフ、
吉田尚記アナウンサー、宇野の知人などを交えて制作したことも話題となりました。
『
宇野常寛の
オールナイトニッポン0(ZERO)』は、深夜ラジオの可能性を広げた番組として、今もなお多くのリスナーに記憶されています。