安山OK金融グループ・ウッメン

安山OK金融グループ・ウッメンについて

安山OK金融グループ・ウッメン（안산 OK금융그룹 읏맨）は、韓国の男子バレーボールチームであり、その本拠地は安山市にありましたが、2025-26シーズンから釜山広域市に移転することが決まっています。チームは、2012年に設立され、以来数回の成功を収めてきました。

チームの歴史

安山OK金融グループ・ウッメンの起源は、2012/13シーズンにさかのぼります。プロバレーボールチームとして設立されたこのチームは、当初、「ドリームシックス」として知られるチームのネームスポンサーであったラッシュ・アンド・キャッシュによって誕生しました。2013年4月には、韓国バレーボール連盟（KOVO）によって、韓国Vリーグへの加盟が認められました。

設立当初の監督には、韓国代表としても活躍したキム・セジンが就任し、チーム名は「ラッシュ・アンド・キャッシュ・ベスピッド」に決定しました。その後、安山市の常緑樹体育館を本拠地として1年契約を結び、Vリーグに向けての準備を進めました。

2013年11月26日には、Vリーグの仁川大韓航空ジャンボスとの試合で54-56という劇的なスコアを記録し、話題を呼びました。このシーズンを経て、2014年には安山市を正式な本拠地として定め、チーム名も「安山OK貯蓄銀行ラッシュアンドキャッシュ」に変更されました。

2014/15シーズンには、キューバ代表のロベルランディ・シモンを加え、素晴らしい成績を残しました。その結果、Vリーグで25勝11敗の好成績を収め、優勝決定戦に進出。大田三星火災ブルーファングスを相手に3連勝し、チームは2シーズン目にして栄冠を手にしました。この成功を受けて、チームは引き続きVリーグでの強豪としての地位を確立していきました。

2015/16シーズンも絶好調を維持し、再びVリーグの優勝を飾り、連覇を達成。これにより、安山OK金融グループ・ウッメンは韓国バレーボール界での存在感を大いに示すこととなりました。

2020年、チーム名を「安山OK金融グループ・ウッメン」と改称し、新たなキャラクター「ウッメン」も導入しました。このキャラクターは、ハングルで表記される「읏맨」に基づき、「OK」を表すユニークな名称です。また、2023年には元日本代表の荻野正二を監督に迎え、チームはさらなる飛躍を目指しています。彼の指導の下、ブロックとディフェンスが強化され、同年のKOVOカップでは見事に初優勝を果たすに至ります。

本拠地移転

2025-26シーズンからは、安山を離れ、釜山広域市に新たな本拠地を設けることになりました。この移転により、チームは新たな環境での挑戦を迎えることになります。

主な成績

• - Vリーグ: 優勝 2回（2014-15、2015-16）
• - KOVOカップ: 優勝 1回（2023年）、準優勝 3回（2015年、2019年、2021年）
• - 日韓Vリーグトップマッチ: 優勝 1回（2015年）

安山OK金融グループ・ウッメンは、今後もさらなる成果を目指し、チームの底力を発揮することが期待されています。

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