安平光佑

安平光佑のプロフィール

安平光佑（やすひらこうすけ、2000年6月29日生まれ）は、富山県氷見市出身のハンドボール選手で、現在はクウェートハンドボールリーグのブルガンSCに所属しています。また、彼は日本代表としても活躍し、国際大会での経験が豊富です。

経歴

安平は、ハンドボールが盛んな富山県氷見市で育ちました。中学校は氷見市立西條中学校を卒業し、その後富山県立氷見高等学校に進学しました。高校時代には、全国高等学校ハンドボール選抜大会（センバツ）や全国高等学校総合体育大会ハンドボール競技大会（インターハイ）、さらに国民体育大会ハンドボール競技において3冠を達成。これにより彼の名は全国的にも知られるようになりました。

高校卒業後、安平は日本体育大学に進学。大学１年次の2020年にはドイツのTHWキールのU-23チームに加入し、さらなる成長を遂げました。その後、大学3年次の2022年にはフランスのLNHディヴィジオン・アンに属するUSAMニーム・ガールに移籍し、同年8月にはポーランドのスーペルリーガのヴィスワ・プウォツクに加入。歴史的な出来事として、2023年9月には日本人男性選手として初めてEHFチャンピオンズリーグに出場しました。

2023年には北マケドニアのRKヴァルダルに移籍し、さらに同年11月17日からはクウェートのアル・カーディシーヤSCに期限付きで移籍。彼は、第26回アジアクラブリーグハンドボール選手権に出場し、惜しくも3位となりましたが、センターバックとして大会のオールスターチームに選出されました。なお、2024年1月1日には帰省中に能登半島地震に遭遇しています。

日本代表

安平光佑は、若いころから日本代表の一員として数々の試合に出場しています。2018年にはU-22日本代表としてU-22東アジア選手権に参加し準優勝。また、同年9月にはU-19日本代表として第8回アジアユース選手権にも出場し、準優勝を収めました。2019年にはU-19日本代表として第8回世界ユース選手権で9位に入賞。さらに、2022年12月には日本代表に初選出され、2023年1月6日にスイス・ヴィンタートゥールで行われたYellow Cupのスイス戦で正式な代表デビューを果たし、4得点を記録しました。

2023年10月には、2024年パリオリンピックのハンドボール競技・男子アジア予選に出場し、36年ぶりの五輪自力出場を果たす原動力としての役割を果たしました。2024年4月には氷見市から安部賞を受賞するなど、その活躍が評価されています。

パリオリンピックでは、予選ラウンドで5戦全敗となりましたが、安平はチーム内での重要な得点源となり、5試合で30得点26アシストを達成しました。特にアシスト数は予選ラウンドの全チーム中でトップとなり、その実力が証明されました。

まとめ

安平光佑は、これまでのキャリアにおいて数々の成果を収めてきたハンドボール選手です。彼は国際的な舞台での活躍も期待されており、今後の成長とさらなる飛躍が注目されています。

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