安田桃寧

安田 桃寧（やすだ ももね）

安田桃寧は、2001年6月8日生まれの日本の元アイドルであり、特に女性アイドルグループ・NMB48のメンバーとして知られています。大阪府出身の彼女は、アイドルとしてのキャリアを通じて多くのファンに愛されました。

略歴

桃寧は2015年に『第2回AKB48グループ ドラフト会議』に参加し、最終審査を通過した49名の候補者の中に名を連ねました。同年4月12日、NMB48劇場公演の前座を務め、その後の5月10日に行われたドラフト会議でNMB48チームBIIに2巡目で指名されました。7月5日には、同じくチームBIIに指名された村中有基、安藤愛璃菜と共にお披露目されました。

2016年10月18日に行われた『NMB48 6th Anniversary Live』でのチーム再編により、桃寧は川上礼奈率いるチームMに異動しました。彼女は2018年10月17日に発売された19thシングル「僕だって泣いちゃうよ」で初めて表題曲の選抜メンバーに選ばれ、卒業までの間に7作連続で選抜メンバーとして活動しました。

2020年11月には、清水里香とともに派生ユニット「JEMINI」を結成し、NMB48劇場で単独ライブを行いました。翌年の2021年1月1日には、『NAMBATTLE〜戦わなNMBちゃうやろっ!〜』で新たに「ちょうぜつかわE」というグループに配属されます。桃寧は2021年11月10日に卒業を発表し、2021年12月29日の卒業公演を以て芸能界から引退することを宣言しました。

人物・エピソード

桃寧のキャッチフレーズは「桃から生まれた元気娘、一緒に鬼退治行ってくれますかー?（お供します!）」で、愛称は「ももね」と呼ばれています。子供の頃には「モモンガ」と呼ばれたことがあり、チームMのメンバーからは「ももっち」や「ももちゃん」と呼ばれることもありました。彼女には8歳下の妹がいます。

桃寧は、運動が苦手で中学時代の運動会ではリレーで最下位だった経験があります。また、ドラフト会議の合宿中には、ふすまを覗こうとした際、テーブルの上のココアをこぼすというハプニングもあり、それがスタッフに叱られる原因となったエピソードです。さらに、HKT48の坂口理子によれば、彼女は当初チームHの1巡目で指名される予定だったものの、松岡はなが指原莉乃に気に入られてしまったため、結果的にNMB48に2巡目で指名されることとなったとされています。

彼女の憧れの存在には、渡辺麻友と小嶋陽菜がいます。

NMB48在籍時の参加曲

桃寧は数々のシングルやアルバムに参加してきました。特に「僕だって泣いちゃうよ」に選抜されて以来、彼女は多くの楽曲でパフォーマンスを披露しました。以下は、彼女が参加した一部楽曲です。

• - シングル選抜楽曲

- 「甘噛み姫」
- 「僕はいない」
- 「恋は災難」
- 「青春はブラスバンド」

• - AKB48名義

- 「ジャーバージャ」

• - アルバム収録楽曲

- 『難波愛〜今、思うこと〜』に収録の「難波愛」

• - 劇場公演ユニット曲

- チームM「アイドルの夜明け」公演の「残念少女」

出演

桃寧はまた、ラジオ番組「表町LIVE あもーれ!マッタリーノ」で加藤夕夏と共に「うーかと桃寧のラジオでマッタリーノ!」を担当しました。

そして、2021年10月20日にはファースト写真集『もう一度、会いたい理由。』を出版し、多くのファンに向けて新たな魅力を発信しました。

安田桃寧は、その可愛らしいルックスと元気なキャラクターで多くのファンの心を掴んだアイドルです。彼女の活動は多方面に渡り、これからのキャリアにも期待が寄せられます。

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