宍粟市役所は、
兵庫県宍粟市に位置する
地方公共団体の行政機関です。この
役所は、
宍粟市の管理業務や住民サービスを行なう重要な施設として機能しています。
2005年4月1日、山崎町、一宮町、千種町、
波賀町の4町が合併し、
宍粟市が設立されました。これに伴い、新市の中心機関となる庁舎が設けられました。
合併の背景と新庁舎の設置
合併協議が進められる中で、当初の方針では新市の市
役所本庁舎を山崎町に設置することが確認されました。しかし、山崎町内の旧役場は老朽化が進んでおり、面積的にも手狭でした。そのため、発足当初は山崎町今宿にある
宍粟郡広域センターを本庁舎として利用することになりました。この後、新たな庁舎を山崎町中広瀬の多目的広場に建設する計画が立てられました。
新庁舎の建設計画は、
2006年に正式に策定され、その後の工事を経て、
2009年3月に新たな本庁舎が完成しました。この新庁舎の竣工により、旧山崎市民局は廃止され、関連する行政サービスは市
役所に直接移管されることとなりました。また、旧山崎町役場も解体されたため、市民は新たな施設で行政サービスを受けられるようになりました。
施設の利用と管理
2011年3月、
兵庫県が山崎庁舎を閉鎖した後、
宍粟市はこの庁舎を取得し、全館を「
宍粟市役所北庁舎」として活用しています。新庁舎の設置により、地域住民に対するサービスが充実し、より利便性の高い行政活動が行われるようになりました。
組織構成
宍粟市役所は、各種部門から成り立っています。以下の部署があります:
- - 企画総務部
- - まちづくり推進部
- - 市民生活部
- - 健康福祉部
- - 産業部
- - 建設部
- - 会計課
- - 議会事務局
- - 監査委員事務局
- - 教育委員会事務局
さらに、それぞれの旧町役場が対応する市民局も設置されており、例えば、一宮市民局には一宮町北部を管轄する三方町出張所があります。また、千種市民局や波賀市民局もそれぞれの地域を担当し、地域住民と密接な関係を築いています。
アクセス
宍粟市役所本庁舎は、
兵庫県宍粟市山崎町中広瀬133-6に位置しています。アクセスは、
中国自動車道の山崎インターチェンジから
国道29号を北へ進むと、約5分で到着できます。なお、北庁舎は山崎町今宿5-15にあり、本庁舎の近くに立地しています。
それぞれの市民局も地域に配置されており、以下の位置に設置されています:
宍粟市役所は、地域社会の発展と住民の生活の質向上に貢献するため、日々努力を続けています。