宝田沙織

宝田 沙織のプロフィール

宝田 沙織（たからだ さおり）は1999年12月27日生まれで、富山県出身の女子サッカー選手です。彼女は現在、レスター・シティWFCに所属し、日本女子サッカー代表としても活躍しています。主にフォワード、ミッドフィルダー、ディフェンダーのポジションでプレーしています。これまで、セレッソ大阪堺レディースでの成長を経て、国内外のリーグで力を発揮してきました。

経歴

彼女のサッカーキャリアは、小学校時代に地元のジュニアサッカーチーム、FCひがしJr.に所属したことから始まりました。その後、立山町立立山中央小学校から堺市立月州中学校を経て、大阪学芸高等学校でスポーツを学びながら、サッカーに情熱を注いできました。さらに大阪大谷大学の人間社会学部に在籍し、サッカー選手としての成長を続けています。

2011年、小学校6年生の時に日本サッカー協会主催のナショナルトレセンに選出され、ゴールキーパーとしての才能が認められる一方、富山県の体育協会が開催した「未来のアスリート発掘事業」にも参加し、その実力を示しました。

クラブキャリア

宝田は2012年にセレッソ大阪堺レディースに加入し、選手としてのキャリアをスタートしました。当初はゴールキーパーのポジションでプレーしていましたが、2012年6月にはU-13日本女子選抜チームの一員としてAFCガールズトーナメントに出場し、フィールドプレーヤーとしても活躍しました。

2015年にはU-16日本女子代表に選ばれ、ディフェンダーとしてAFC U-16女子選手権にも出場。2016年にはU-17女子ワールドカップにミッドフィールダーとして参加し、主力として大きな役割を果たしました。2017年のなでしこリーグ2部では、フォワードに位置を変更し、圧倒的な得点力を発揮。29試合で30得点を挙げ、得点王に輝きました。

その後、2018年にはU-20日本女子代表としてFIFA U-20女子ワールドカップで5得点を挙げ、日本の優勝に貢献し、自身もシルバーボールとブロンズブーツを受賞しました。2019年には女子ワールドカップの日本代表に選ばれ、アルゼンチン戦で初出場を果たします。

2021年にはアメリカのNWSLチーム、ワシントン・スピリットに移籍し、2022年にはスウェーデンのリンシェーピングFCに加入しました。2023年10月にはイングランドのレスター・シティWFCと契約し、新たな挑戦を続けています。

代表歴

宝田は日本女子サッカー代表としても華々しい経歴を誇ります。U-17、日本女子代表としても多数の国際大会に出場し、チームの一員として貢献してきました。特に、FIFA女子ワールドカップやAFC女子アジアカップなど国際舞台での戦績は高く評価されています。

成績

セレッソ大阪堺レディースではプレナスチャレンジリーグWESTで優勝し、U-20日本女子代表としてもFIFA U-20女子ワールドカップでの優勝を経験しました。また、日本女子代表としてもEAFF E-1サッカー選手権の優勝に寄与し、国内外での活躍が目立ちます。

今回、宝田沙織が進む新たなステージに注目が集まっており、今後のさらなる活躍が期待されています。

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