宮古島市立伊良部島小学校・中学校
宮古島市立伊良部島小学校・中学校
宮古島市立伊良部島小学校・中学校は、沖縄県宮古島市の伊良部島に位置する公立の小中一貫校です。2019年4月に開校し、愛称は「結の橋学園」と名付けられています。この学校は、地域の教育ニーズに応えるため、4つの小中学校が統合されて新たに設立されたものです。
学校概要
伊良部島にある以下の4つの小中学校が統合されて成り立っています。
校名は公募の結果、複数の候補から「伊良部島」、「海陽」、「結の橋」、「伊良部」が選出され、さらに愛称として「結の橋学園」、「虹の橋学園」、「海陽学園」などが挙がりました。最終的には2014年12月25日の教育委員会で、校名が「宮古島市立伊良部島小学校・中学校」に、愛称は「結の橋学園」として正式に決まりました。
教育内容
この学校ではキャリア教育を中心に据えた教育方針が採用されており、重点的な取り組みは「国際理解・英語教育」、「ふるさと学習」、「道徳」の3つの柱から構成されています。また、小中一貫の特性を活かし、教育課程は小学校1年から4年の前期、中学校1年の中期、そして中学校2年から3年の後期という3つのブロックに分かれて実施される4-3-2制が採用されています。
施設について
新たに整備された校舎は、旧佐良浜中学校の敷地内に設けられており、運動場側に位置しています。敷地面積は約2万8,000平方メートル、校舎は2階建ての片廊下・回廊型で、延べ面積は約6,000平方メートルです。
体育館は小中両方の生徒が利用できるよう設計されており、床面積は約2,500平方メートル。中学校用には2面のバスケットコート、小学校用には1面のミニバスケットコートが確保されています。また、2階には武道場が整備されています。運動場も小中共用で、200メートルのトラックを備え、さらに野外広場はバスケットコート3面分の広さがあります。
沿革
伊良部島小学校・中学校は、2019年に新しく設立されました。この年の3月10日には佐良浜中学校、伊良部中学校の閉校式が行われ、3月22日には佐良浜小学校と伊良部小学校の閉校式が実施されました。その後、4月1日に新たに開校し、8日に始業式、9日には入学式が行われ、5月26日には盛大な開校式が行われました。
アクセス
学校へのアクセスは、共和バスの「伊良部・佐良浜経由平良線（小中校廻り）」を利用し、「佐良浜小中校前」停留所で下車後、徒歩約500メートル、約8分の距離です。
関連項目
このように、宮古島市立伊良部島小学校・中学校は、地域に密着した教育を大切にし、多様な学びの機会を提供しています。
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