宮崎一樹

宮崎 一樹（みやざき かずき）

宮崎一樹は、2001年8月30日に東京都日野市で誕生したプロ野球選手です。ポジションは外野手で、現在は北海道日本ハムファイターズに所属しています。投打は右で、今後の成長が期待される若手選手です。

経歴

プロ入り前

宮崎は小学校1年生のときに、人気漫画『MAJOR』の影響を受けて野球に興味を持ち、調布リトルリーグでプレーを始めました。この時期から彼の野球人生はスタートしました。中学校では調布リトルシニアに加入し、硬式野球を経験します。彼のシニアチームには、後のスター選手である清宮幸太郎も在籍していました。

高校は山梨学院高等学校に進学し、野球部に所属しました。1年生時と2年生時の全国高校野球選手権ではベンチ外でしたが、3年生の春には選抜大会に出場します。この大会で背番号13を背負い、札幌第一との試合で2安打2打点を記録し、チームの大勝に貢献しました。その後の試合では成績が伸び悩みましたが、周囲のコーチからは彼の持つ特別な才能が認識されていました。

高校を卒業後、山梨学院大学に進学します。大学では監督の須田喜照に発掘され、1年生の秋から試合に出場しました。3年生の秋リーグ戦では高打率を記録し、日米大学野球選手権大会の日本代表にも選ばれるなど、彼の才能が花開きました。

日本ハム時代

2023年10月26日に行われたドラフト会議で、宮崎は北海道日本ハムファイターズから3位指名を受け、その後入団が決まりました。2024年シーズンの5月までにイースタン・リーグで35試合に出場し、打率.220、4打点、7盗塁を記録。その後の登録後、横浜DeNAベイスターズとの交流戦で、プロ初出場を果たしました。この試合では第1打席に右前安打を放ち、公式戦初安打を達成しました。

彼の一軍での出場は、限られた時間の中であったため、さらなる成長と活躍が期待されています。

人物・特徴

宮崎の両親は東京都日野市でそば屋を営んでいますが、彼自身はそばアレルギーを持っているため、家業を継ぐことが難しいとされています。両親からはプロ野球選手になることを強く期待されて育ちました。彼は広い守備範囲と強肩、また俊足も兼ね備えた外野手としての特徴があります。50mを5秒9で走ることができ、遠投の記録は120mを超えています。投手としても小学生まで経験がありますが、大学時代には145km/hを計測しました。

宮崎が目標としている選手は鈴木誠也であり、彼のプレースタイルに共感しているようです。

詳細情報

記録

• - 初出場・初先発出場: 2024年5月31日、横浜DeNAベイスターズ戦（エスコンフィールドHOKKAIDO）
• - 初打席・初安打: 同試合の2回裏に右前安打（投手: 東克樹）

背番号

• - 36（2024年 - ）

代表歴

• - 2023年 第44回日米大学野球選手権大会 日本代表

今後の活躍が楽しみな選手、宮崎一樹。彼の成長を見守りたいと思います。

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