宮崎謙彦

宮崎 謙彦のプロフィール

宮崎 謙彦（みやざき のりひこ、1969年9月1日生まれ）は、日本の元男子バレーボール選手であり、その爽やかなプレーと不屈の精神で多くのファンを魅了しました。愛媛県西条市出身の宮崎は、高槻市立磐手小学校から始まり、高槻市立第八中学校及び西条市立東中学校を経て、愛媛県立西条高等学校を卒業。その後、中央大学法学部法律学科に進学し、さらなる技術と知識を磨きました。

経歴と代表歴

1991年、宮崎は松下電器（現在のパナソニックパンサーズ）に入社し、バレーボール選手としてのキャリアがスタートしました。彼の優れたプレースタイルが認められ、1992年からは全日本代表に選出され、国際舞台での活躍が期待されました。特に注目すべきは、1994年の世界選手権アテネ大会や、1998年の同大会日本での出場です。アジア大会では、1994年広島大会では金メダルを獲得し、バンコクでも1998年の大会に出場しました。

主な成績

彼は、ワールドリーグやアジア選手権においても高い評価を獲得し、1993年から1997年にかけてワールドリーグに出場、アジア選手権でも1993年、1995年、1997年と3回参加しました。国内リーグにも注力し、第26回日本リーグでは新人賞を受賞。その後のVリーグでも、巧みなプレーで猛打賞や、レギュラーラウンドの1位、2位入賞など無数のタイトルを獲得しました。

天皇杯・黒鷲旗大会

天皇杯・黒鷲旗大会でも彼の活躍は続きました。1995年と1997年には準優勝を果たし、それぞれ敢闘賞とベスト6に選出されました。1998年には黒鷲賞を受賞し、最高殊勲選手としての称号を手にしました。その後も2000年には再びベスト6に名を連ね、選手としての存在感を改めて示しました。

メディア出演とその他の活動

宮崎はスポーツ選手としてだけでなく、多くのメディアにも顔を出しました。特にTBSのオールスター感謝祭に2度出演し、赤坂5丁目ミニマラソンでは3位に入賞。さらに、2010年12月29日には高知県立高知工業高等学校を舞台にした「泣いたりせんぜよ　バレーが好きやき」というコーチングキャラバンにも参加しました。

引退後の活動

バレーボール界から引退後も、宮崎は多くの人々へのインスピレーションとなり、若い選手たちに技術や精神面での指導を行う指導者としての道を歩んでいます。彼の豊富な経験と知識は、これからの世代にとって大きな財産となることでしょう。

もう一度検索