宮澤裕樹

宮澤裕樹のプロフィール

宮澤裕樹（みやざわ ひろき）は、1989年6月28日に北海道伊達市で生まれたプロサッカー選手で、現在はJリーグの北海道コンサドーレ札幌に所属しています。ポジションはミッドフィールダー（MF）です。彼は2008年にプロデビューを果たして以来、コンサドーレ札幌一筋でプレーしており、そのキャリアの中で多くのファンに愛されてきました。

サッカーキャリアの初期

5歳年上の兄の影響を受けて、宮澤は大沢小学校2年生からサッカーを始めました。中学時代は地元のクラブ、大沢FCでプレーし、さらなる成長を遂げました。高校は室蘭大谷高校（現・北海道大谷室蘭高等学校）に進学し、この進学は彼にとってサッカーの腕を磨く大きな転機となったとされています。「本気でサッカーをするなら室蘭大谷」との思いから選んだ道でした。

室蘭大谷高校での活躍

室蘭大谷高校で宮澤は、1年生からレギュラーとしてプレーし、次第に全国的な注目を集める選手となりました。特に彼のチャンスメイク能力や卓越した技術、得点力は「北の大砲」や「北海の爆撃機」と称されるほど評価されました。2006年には、第85回全国高等学校サッカー選手権大会でエースとして出場し、チームはベスト16に進出。この大会で彼自身も優秀選手に選出されました。また、世代別の日本代表にも選ばれるようになり、各クラブのスカウトからも注目を浴びました。3年生の2007年には、主将として再度選手権に出場し、準優勝を果たしました。

コンサドーレ札幌への移籍

高校卒業後、宮澤は複数のJクラブからオファーを受けた中、2007年12月にコンサドーレ札幌への移籍が発表されました。彼は背番号25を与えられ、高卒新人として札幌入りし、同期入団には横野純貴や堀田秀平がいました。プロデビューを果たした2008年は、出場機会に恵まれながらも怪我に悩まされ、公式戦での出場は10試合に留まりました。それでも名古屋戦での初ゴールを含め、彼は成長を続けました。

成功の軌跡

2009年に背番号を11に変更し、石崎信弘監督の信頼を受け、シーズンを通して45試合に出場、5ゴールを記録しました。その後もキャリアは続き、特に2010年には背番号10を付けて中盤での主力選手として活躍。2011年もチームのJ1昇格に寄与しましたが、2012年には初めてシーズンを通じて得点を挙げられませんでした。それでも彼の重要さは変わらず、チームのキャプテンに就任したのは2016年のことです。

経歴の集大成

2017年には、札幌に在籍する選手として初めて10年連続在籍を達成しました。また、2021年にはJリーグ通算400試合出場を達成するなど、長いキャリアの中でその実力を証明しました。

所属クラブ・代表歴

宮澤のキャリアは大沢サッカー少年団から始まり、室蘭大沢FCを経て、室蘭大谷高校での成長を遂げた後、2008年からはコンサドーレ札幌に在籍しています。代表歴としては、U-17からU-20まで日本代表に選出され、各大会での出場を果たしています。

まとめ

宮澤裕樹は、そのキャリアを通じて北海道コンサドーレ札幌に貢献し続け、地域に愛される選手として知られています。彼のサッカーに対する情熱と献身は、今後も多くの人々に感動を与えることでしょう。

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