宮腰裕之

宮腰裕之の柔道キャリア

宮腰裕之（みやこし ひろゆき）は、1960年7月21日に北海道で生まれた柔道選手である。彼は主に71kg級と78kg級で競技を行い、そのキャリアの中で数多くの優れた戦績を残しています。身長172cmの彼は、若いころから才能を開花させ、数々の大会で輝かしい成果を収めていきました。

経歴

高校時代、宮腰は国士舘高校に通い、2年次にはインターハイの中量級で2位に輝くという注目の選手となりました。大学では東海大学に進学し、2年次には新人体重別71kg級で同じ大学の選手を破って見事に優勝を果たします。4年生の時には、講道館杯で3位を獲得したものの、その後の正力杯では別の大学の選手を下し優勝を飾ります。その後の嘉納杯では決勝で敗れ2位となるも、世界学生選手権では個人戦と団体戦の両方で優勝し、実力を証明しました。

初開催となった正力国際大会では、78kg級で初代チャンピオンの栄冠を手にしました。

競技生活の続き

1983年に警視庁に所属することになった後も、柔道選手としての活動を続け、講道館杯では再び3位に入賞します。続く1984年の大会でも同じく3位となり、その後、階級を78kg級に上げた宮腰は、1986年の体重別で3位に入ります。1987年の講道館杯でも3位に入賞した後、1988年の講道館杯では決勝に進出するものの、京葉ガスの赤星陽治選手に敗れて2位となります。

戦績の詳細

宮腰裕之選手の主な戦績を以下に示します。

71kg級での戦績

• - 1977年 - インターハイ 2位 (中量級)
• - 1980年 - 新人体重別 優勝
• - 1982年 - 講道館杯 3位
• - 1982年 - 正力杯 優勝
• - 1982年 - 嘉納杯 2位
• - 1982年 - 世界学生 個人戦 優勝、団体戦 優勝
• - 1983年 - 正力国際 優勝
• - 1983年 - 講道館杯 3位
• - 1983年 - フィンランド国際 優勝
• - 1984年 - フランス国際 3位
• - 1984年 - 講道館杯 3位

78kg級での戦績

• - 1986年 - 体重別 3位
• - 1987年 - 講道館杯 3位
• - 1988年 - 講道館杯 2位

彼の活躍は単なる成績にとどまらず、多くの後進の選手たちに影響を与え続けています。柔道界における彼の貢献は評価されており、現役を引退した後も、柔道の発展に寄与するための活動を続けてほしいと期待が寄せられています。

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