宮部愛芽世のプロフィール
宮部愛芽世(みやべ あめぜ)は、
2001年10月12日生まれの日本の女子
バレーボール選手です。
兵庫県尼崎市出身であり、
バレーボールの名門校である金蘭会中学校や高等学校を経て、国内外での大会で輝かしい成績を残しています。
彼女には、同じく
バレーボール選手である姉、宮部藍梨がいます。姉と同様に金蘭会中学校に進学し、そこでの経験が彼女の成長につながりました。中学卒業後、2017年には、第11回アジアユース選手権に向けたU-18日本代表メンバーとしてチームに選出され、見事優勝を果たしました。
高校でも姉と同じ道を選び、金蘭会高等学校へ。同校では春高バレーで連続優勝に貢献し、その実力を示しました。さらに、同年8月に開催された第15回世界ユース選手権でもU-18日本代表として表舞台に立ち、国際舞台でも名を馳せました。
大学生からの飛躍
2019年には日本代表登録メンバーに選出され、U20代表として世界選手権に参加。この大会でもチームは優勝を勝ち取り、さらなる飛躍を遂げました。2020年からは
東海大学に進学し、
バレーボールに専念します。
特に2021年には全日本大学選手権大会で優勝し、その際にベストスコアラー賞やスパイク賞を受賞しました。これは彼女のプレースタイルを多くの人々に認知させるきっかけとなりました。2022年には姉妹揃って世界選手権のメンバーにも選ばれ、再びその名が広がります。さらに、全日本インカレでの連覇とブロック賞の獲得は、宮部選手の実力を証明するものでした。
最近の成績と目標
2023年には
V・サマーリーグ女子西部大会に日本代表として出場し、チームの優勝に大きく貢献。最優秀選手賞を受賞し、その活躍が際立ちました。また、FISUワールドユニバーシティゲームズでは銀メダルを獲得し、再び国際舞台での成績を収めました。この年の全日本インカレでも準優勝に貢献し、敢闘選手賞を受賞。また、2023-24シーズンからはV.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子)に所属するJTマーヴェラスの内定選手となり、Vリーグデビューを果たしました。
弟妹への影響
宮部愛芽世は、
ナイジェリア人の父と日本人の母を持つ多文化的な背景にも恵まれています。彼女の競技活動や成果は、同じような境遇の若者たちにとって、夢を叶えるための一つの道しるべとなることでしょう。
今後の展望
2024年には
東海大学を卒業し、正式にJTマーヴェラスに入団する予定です。今後も彼女の活躍に期待が寄せられており、さらなる成長と成果を収める姿が楽しみです。