富士市立岩松中学校

富士市立岩松中学校

静岡県富士市に位置する市立中学校です。地域では「岩松」と略称で呼ばれています。

概要

富士市の西側を流れる富士川の北東に広がる地域に位置し、主に富士市立岩松小学校と富士市立岩松北小学校の校区から多くの生徒が進学しています。

教育理念

学校の校訓として『言われぬ先に まじめに続けて 骨を折る生徒』を掲げています。この校訓の中には、学校名である「岩松」という言葉が巧みに織り込まれています。
また、教育目標として「ともに チャレンジ」を掲げ、生徒たちが主体的に学ぶ姿勢を育んでいます。令和7年度には「学ぶ喜びに満ちた　笑顔あふれる元気な学校」を学校経営目標（めざす学校像）とし、その実現のために、毎年度、重点目標を定めて学校運営を行っています。令和7年度の重点目標は、「対話のある授業」「きれいな学校」「笑顔で挨拶」の三つです。

主な年間行事

年間を通じて、生徒たちの成長を促す様々な行事が実施されています。主要な行事としては、運動会や文化発表会が挙げられます。これらに加えて、地域への貢献を目的としたあいさつ運動、岩本山・かりがね地区の清掃ボランティア、便教会など、多岐にわたる活動が行われています。

特に運動会では、学年ごとのクラスを色で分け、色別対抗形式で競い合います。見どころの一つである色別対抗リレーや綱引きは白熱した戦いが繰り広げられます。綱引きの優勝チームは、保護者チームとの親子対抗綱引きに挑むのが恒例となっています。学年別に行われる競技もあり、背渡りなどが実施されます。3年生は毎年、伝統的にムカデ競走を行っており、学年の団結力を高める機会となっています。

文化発表会は例年10月に開催されます。各学年のクラスごとに、全校生徒の前で合唱を発表します。発表後には審査が行われ、学年ごとに最優秀賞、優秀賞、そして指揮者として特に優れた生徒に贈られる指揮者賞が選ばれます。これらの賞は、同じクラスが複数受賞することもあります。

沿革

学校の歴史は、1947年（昭和22年）4月1日に、当時の富士郡岩松村に「岩松村岩松中学校」として創設されたことに始まります。その後、1954年（昭和29年）3月31日には、富士町、田子浦町、岩松村の三町村合併に伴い、現在の「富士市立岩松中学校」と名称が改められました。

部活動

生徒たちは様々な部活動に所属し、日々練習に励んでいます。多くの部活動で、地域や市内の大会、さらには県大会などで活躍を見せています。

野球部（富士ニュース杯優勝、少年2部大会優勝、富士市スポーツ祭優勝などの実績があります）
陸上競技部
サッカー部
剣道部
ソフトテニス部（男子・女子）（中体連市内優勝、渡辺杯準優勝などの実績があります）
バスケットボール部（男子・女子）（女子は中体連市内大会で7連覇を果たした実績があります）
バレーボール部（男子・女子）
卓球部（男子・女子）
吹奏楽部（全日本吹奏楽コンクール静岡県東部地区大会での金賞受賞や、県大会出場などの実績があります）
総合文化部
パソコン部

委員会

学校生活の向上と生徒会活動の活性化のため、以下の委員会が設置されており、生徒たちが主体的に活動に取り組んでいます。

生徒会本部
生活委員会
環境委員会
放送委員会
図書委員会
学習委員会
保健委員会
給食委員会
音楽委員会
選挙管理委員会

関連項目

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外部リンク

* 富士市立岩松中学校 公式サイト

※本記事の内容は、主に2024年度（令和6年度）時点および令和7年度の計画に基づいています。

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