富士見町立富士見高原中学校

富士見町立富士見高原中学校

富士見町立富士見高原中学校は、長野県諏訪郡に位置していた公立の中学校であり、1953年の開校以来、多くの歴史とエピソードを持っています。校舎の場所は国道20号線の「富士見峠」と「富士見」交差点の間の、八ヶ岳方面に向かう途中にあり、標高965メートルという自然豊かな環境にあります。

沿革について

この学校の歴史は、1952年にさかのぼります。当初、富士見中学校、本郷中学校、落合中学校（部分的に）を統合し、基礎工事が始まりました。翌1953年には開校式が行われ、これにより新たな教育の場が始動しました。その後、1955年4月1日に富士見町が設立されたことを受け、学校名も富士見町立富士見高原中学校に改められました。

学校の発展には、さまざまな出来事が影響しました。1958年には火災が発生し、本館と第一校舎の一部が消失しましたが、翌年には新校舎が完成し、1960年には新築した校舎の竣工と共に校歌や校旗も制定されました。このように、学校は数々の困難を乗り越えながら成長を続けてきました。

1973年にはプールが完成し、1976年には給食室が試運転に入り、竣工式も行われました。そして、1995年には新しい校舎が建設され、1996年には旧校舎とのお別れの会が開催され、新しいスタートを切る姿が見られました。1998年には新体育館の完成も迎え、学校生活に新たな施設が加わりました。

50周年とその後

2002年には開校50周年を迎え、記念式典と共に50周年記念誌が発行されました。その後の2008年には「富士見町中学校統合計画」が発表され、2010年には廃校が決定しました。この時期には、多くの人々の思い出が詰まった学校が次世代に引き継がれることとなります。

2009年には廃校後に設立される新中学校の名称が「富士見町立富士見中学校」と決まり、2010年に富士見高原中学校は閉校となりました。この校舎は新たに設置される富士見町立富士見中学校に引き継がれることとなりました。

生徒数と最後の時期

2008年5月1日現在での生徒数は344名で、男子と女子がそれぞれ172名ずつ在籍していました。富士見町立富士見高原中学校は、多くの生徒にとって大切な思い出の場所となり、その教育は地域の発展に寄与してきました。

このように、富士見町立富士見高原中学校は長い歴史を持ち、地域に愛された学校でしたが、時代の変化とともにその役割を終えることとなりました。

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