富居 大樹のプロフィール
富居 大樹(とみい だいき)は、
1989年8月27日生まれ、
埼玉県浦和市(現在の
さいたま市浦和区)出身の
プロサッカー選手で、現所属はJリーグの
水戸ホーリーホックです。彼のポジションはゴールキーパー(GK)です。
プロ入り前の経歴
富居は浦和レッズの下部組織で育ち、武南高校在学中に全国高校サッカー選手権に出場し、その卓越したプレーにより大会優秀選手に選ばれました。また、日本高校選抜にも選ばれるなど、その素質は早くから認められていました。高校を卒業後は別の大学に進学しますが、事情により1年で退学。後に東京国際大学からの招待を受け、サッカー部強化に向けて入学することになります。
大学では1年生からレギュラーを確保し、さらには主将も務めました。3年生のときには関東大学選抜に選ばれるなど、大学サッカーでも頭角を現していきました。
2013年には
ザスパクサツ群馬に入団し、東京国際大学初のJリーガーとしての道を歩み始めます。初年度は第3GKとしてスタートし、出場機会に恵まれませんでしたが、シーズン後半にはベンチ入りすることが増えました。2年目の
2014年は、初のプロ出場を果たし、最終的にはスタメンGKとして21試合に出場し、経験を積みました。
2015年も引き続きスタメンとして活躍し、自己ベストの40試合に出場。これにより彼の名は確立されていきました。
2016年には
モンテディオ山形に完全移籍し、正GKの
山岸範宏と競争することになりますが、十分な出場機会を得られず、リーグ戦での出場はわずか4試合にとどまりました。
2018年シーズンから
湘南ベルマーレに移籍。初年度は出場機会が限られていましたが、2019年には
J1リーグで初の先発出場を果たし、その後、ポジションを確保します。2020年は背番号を1に変更し、開幕から正GKとしてスタートしましたが、途中でポジションを失いました。2021年は再び第2GKとしてプレーし、代表的なセーブでチームを支えました。
特に2023年には、韓国代表のボムグンが加入した際も、好パフォーマンスを見せ、月間MVPに選ばれるなど、輝かしい成果を収めました。
2024年7月には
水戸ホーリーホックに
期限付き移籍することが発表されました。
所属クラブ
タイトル
彼は東京国際大学で
埼玉県大学サッカーリーグ1部を2回制した実績を持ち、
湘南ベルマーレにおいては
Jリーグカップを1回制覇しました。また、全国高校サッカー選手権での大会優秀選手や、
J1リーグの月間MVPにも選ばれたことがあります。富居大樹の今後のパフォーマンスに期待が寄せられています。