富山市立月岡中学校

富山市立月岡中学校

富山市立月岡中学校（とやましりつ つきおかちゅうがっこう）は、日本の富山県富山市に位置する公立中学校です。地域の中核的な教育機関として、日々の教育活動が行われています。

沿革

学校の歴史は、第二次世界大戦終結から間もない昭和22年（1947年）4月17日に始まりました。この時、月岡地区、福沢地区、大庄地区の三つのエリアが協力し、学校組合を設立。月岡、福沢、大庄学校組合立月岡中学校として開校しました。当初は、現在の富山市立月岡小学校の校舎内に本校が置かれ、富山市立福沢小学校と富山市立大庄小学校の校舎にはそれぞれ分校が設置されるという形態をとっていました。

開校から一年半後の昭和23年（1948年）12月20日には、学校の主要な施設が現在の所在地へと移転を完了しました。これにより、独立した校地での教育活動が可能となりました。

その後、教育環境のさらなる向上を目指し、昭和24年（1949年）11月28日には、学校の運動場が拡張されました。これにより、生徒たちがより広々としたスペースで体育活動や部活動に取り組めるようになりました。

昭和30年（1955年）に入ると、学校を取り巻く自治体合併や組織再編の影響を受け、同年4月1日には富南村と大山町による組合立へと組織が変更され、富南村大山町組合立月岡中学校と改称されました。同年10月17日には、学校施設における重要な進展として、体育館および音楽室が竣工し、生徒の教育機会の拡充が図られました。

昭和32年（1957年）4月1日には、大山町が学校組合から離脱したため、富南村立月岡中学校となりました。単独の村立中学校としての運営が始まります。

昭和35年（1960年）には、さらなる施設整備が進み、8月28日には技術家庭科教室が完成しました。これにより、生徒たちの実技科目における学習環境が向上しました。

そして同年10月1日、富南村が富山市に編入されたことに伴い、学校の運営主体も富山市へと移管されました。これにより、富山市立月岡中学校となり、現在の名称となりました。この日をもって、学校は富山市の公立中学校としての新たな一歩を踏み出しました。

その後も学校環境の整備は続き、昭和51年（1976年）10月10日には、グラウンドの拡張工事が完了しました。これにより、より広い校庭が確保され、生徒たちの活動スペースがさらに充実しました。

校区

本校の通学区域は、基本的に富山市立月岡小学校の校区に準じて定められています。月岡小学校を卒業した児童の多くが進学する中学校となっています。

著名な出身者

富山市立月岡中学校からは、社会で活躍する様々な人材を輩出しています。その中の一人として、福田佳緒理氏が挙げられます。同氏はかつてチューリップテレビのアナウンサーとして活動され、現在はフリーアナウンサーとして活躍されています。

関連情報

富山県内の中学校全体の状況については、「富山県中学校一覧」の項目で、より広い視野から関連情報を参照することができます。また、学校に関する最新の情報や詳細については、公式サイトへの外部リンクが提供されています。

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