富山県東部消防組合

富山県東部消防組合について

富山県東部消防組合（とやまけんとうぶしょうぼうくみあい）は、富山県の魚津市、滑川市、そして中新川郡にある上市町と舟橋村の二市一町一村から構成される消防組織です。この組合は、地域の消防を効率的かつ効果的に運営するために設立されています。

組織の発足背景

この消防組合は、総務省消防庁による消防広域化計画の一環として2009年8月に富山県東部消防広域化協議会が設立されたことに始まり、2013年1月25日に正式に組合として成立しました。具体的には、2013年3月31日に魚津市消防本部、滑川市消防本部、上市町消防本部の統合が実施され、舟橋村においては常設消防が設置されていなかったため、消防業務の受託が開始されました。

こうした取り組みによって、富山県東部消防組合は地域の安全を守るための重要な機関となりました。さらに、2014年10月1日には舟橋村に舟橋分遣所が設立され、これにより全国で初めて一部事務組合を活用した非常備消防の村が解消されることになりました。

基本情報

位置と面積

富山県東部消防組合の消防本部は、魚津市本江3197-1に位置しています。また、管轄する面積は495.48km²であり、この広範囲にわたる地域で活動を行っています。

職員と施設

組合の職員数は、2014年4月時点で110人となり、その後も増員が続き117人に達しました。消防署は3か所あり、さらに1分遣所が設置されています（2014年10月より運用開始）。

主力機械

富山県東部消防組合は、消防活動を支えるために様々な機械を保有しています。以下に主な機材を一覧します。

• - 普通消防ポンプ自動車：3台
• - 水槽付消防ポンプ自動車：4台
• - 化学消防自動車：3台
• - 救助工作車：2台
• - 梯子車：1台
• - 屈折梯子車：1台
• - 救急自動車：7台
• - 消防艇：1隻
• - 指令車：6台
• - 小型動力機器：2台
• - 小型動力ポンプ積載車：1台
• - その他機材：8台

これらの資器材は、地域住民の安全を確保するための重要な役割を果たしています。

まとめ

富山県東部消防組合は、地域のニーズに合わせた消防サービスを提供し、住民の安全を守る使命を担っています。その設立背景や取り組みから、効率的かつ効果的な消防運営が行われていることが理解できるでしょう。今後も地域住民との連携を深めながら、安心して暮らせる環境作りに貢献していくことでしょう。

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