富山県立伏木高等学校

富山県立伏木高等学校の紹介

富山県高岡市に位置する富山県立伏木高等学校は、公立の高等学校であり、2005年から国際交流科を設置しています。県内初の試みとして、ロシア語、中国語、韓国語を重点的に教育し、2年次から生徒は選んだ語学を専門的に学習しています。

沿革

この学校の歴史はかなり長く、1911年に伏木実業補習学校として創立されました。1927年には伏木町立伏木商業学校として正式に認可され、その後、1942年には高岡市立伏木商業学校へと改称されました。そして1948年には、総合制富山県立伏木高等学校となり、全日制普通科と商業科が設置されました。1957年には再び富山県立伏木高等学校として、全日制普通科・商業科・貿易科が設置され、その後1968年には貿易科が新設されました。

1984年には商業科と貿易科の募集を停止し、普通科単独校となり、国際コースが設置されたことが大きな転機です。この頃から国際交流の取り組みも活発化し、アメリカの高校と姉妹校提携を結ぶなど、国際的な活動が強化されました。

国際交流科の設置

2005年には普通科の募集が停止され、新たに国際交流科が設置され、国際交流室「ル・シエール」も開所されました。この新しい科では、語学教育が中心となり、特に国際的な視野を持った人材を育成することを目指しています。生徒は自らの選択した語学を深く学ぶことで、将来の活動の幅を広げることが期待されています。

部活動

富山県立伏木高等学校では、運動部として野球、サッカー、陸上競技、バスケットボール、バレーボール、ソフトテニス、バドミントン、卓球などがあり、文化部も多彩で茶道、広報、吹奏楽、英会話、ボランティア、琴、家庭科、書道、美術といった活動が行われています。これにより、学生たちは学業だけでなく、精神的や身体的な成長も図ることができます。

アクセス

学校へのアクセスは、JR氷見線の越中国分駅から徒歩約10分、または加越能バスを利用することも可能です。「国分口」バス停から約8分、「伏木高校前」下車では約5分の距離です。スムーズな通学ができる好立地にあります。

まとめ

富山県立伏木高等学校は国際交流科を中心に、国際的な視野を持つ人材の育成に力を入れています。豊かな歴史を持ち、さまざまな活動を通じて生徒たちを支援するこの学校での学びは、未来へ繋がる貴重な経験となるでしょう。

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