富山県総合体育センター
富山県総合体育センター
富山県総合体育センターは、とやまけんそうごうたいいくセンターとして知られ、多彩なスポーツ施設を提供しています。この運動施設は、富山県富山市秋ヶ島に位置し、愛称として「スポーツパレス」が用いられています。また、隣接する富山県空港スポーツ緑地との連携もあり、多くのアクティビティが可能です。センターの運営は、公益財団法人富山県スポーツ協会が行っています。
概要
このセンターは、1984年5月31日に開設され、置県100年記念事業の一環として位置づけられています。プール施設は1984年度に着工し、1985年5月15日に完成しました。一般開放は同年6月3日からスタートしています。施設の目的は、富山県内の体育・スポーツ振興、競技力の向上、指導者の育成、合宿や各種大会の開催など、多岐にわたります。
敷地面積は約5.0ヘクタールで、延床面積は19,667平方メートルに及びます。利用時間は平日は9時から21時、日曜及び祝日は9時から17時までですが、休館日は火曜と祝日の翌日、年末年始です。なお、温水プールやサウナは閉館の1時間前に利用が終了します。また、利用状況に応じて時間が異なることがあります。現在、センターでは、Bリーグの富山グラウジーズのサブアリーナとして使用されるほか、ナショナルチームの強化合宿など国際大会に向けたトレーニング施設としても利用されています。
施設間違いについても注意が必要で、約1キロメートル離れた位置には富山市友杉に富山市体育文化センターという名称が酷似した施設があります。こちらは富山市が管理しており、規模は富山県総合体育センターよりも小さいです。
施設の詳細
大アリーナ棟
- - 大アリーナ: 競技フロアのサイズは50メートル×36メートルで、ハンドボールやバスケットボール、テニスなど、様々なスポーツに対応しています。観覧席は3,024席あり、控室や更衣室、シャワー室、器具庫などの施設も整っています。
中アリーナ棟
- - 中アリーナ: サイズは45メートル×30メートルで、こちらも複数のスポーツ競技を行うことができます。指導員室と器具庫も完備されています。
プール棟
- - 温水プール: 50メートルの温水プールは富山県内では初めての設置で、国内外の競技者に利用されています。水深は大会時には1.60メートルから1.99メートルまで対応可能です。観客席（500席）があり、最新の設備が整備されています。
研修棟
トレーニング室や体力測定室、小研修室、大研修室など、充実した研修設備が整っています。宿泊室もあり、最大60名が宿泊可能です。
交通アクセス
富山駅からバスで約25分で、複数の路線が利用可能です。また、2018年には富山空港との間に連絡通路が開通し、アクセスがより便利になりました。北陸自動車道からもすぐの立地に位置しています。
このように、富山県総合体育センターは多機能なスポーツ施設として、地域の健康促進やスポーツイベントに大いに寄与している場所です。スポーツを愛する皆様にとって、非常に利用しやすい環境が整っています。
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