富沢亜古

富沢亜古は、1958年12月4日生まれ、東京都出身の日本の女優です。劇団文学座に所属し、舞台を中心に、テレビドラマ、映画、吹き替えと幅広く活躍しています。1979年の『丸山蘭水楼の遊女たち』で初舞台を踏んで以来、数多くの舞台作品に出演。文学座本公演の他、パルコ劇場、紀伊國屋サザンシアター、ベニサンピットなど、様々な劇場で舞台に立っています。

主な舞台出演作品は以下の通りです。

1979年:『丸山蘭水楼の遊女たち』、『花咲くチェリー』
1981年:『病気』
1982年:『沢氏の二人娘』
1983年:『女の一生』
1984年:『ハイキング』
1986年:『埋められた子供』、『怪談 牡丹燈籠』
1987年:『かもめ』、『ベルナルダ・アルバの家』
1988年:『ロンリーハート』、『流れる』、『近松女敵討』
1989年:『青ひげと最後の花嫁』
1993年:『窓から外を見ている』
1995年:『西太后』
1997年:『イサドラ』、『雨が空から降れば』
1998年:『勝利〜ザ・ストロンガー〜』『楽屋』、『クロイツェル・ソナタ』、『家族の気分』
1999年:『令嬢ジュリー』
2000年:『愛の讃歌』、『地獄のオルフェ』
2001年:『崩れた石垣、のぼる鮭たち』、『マディソン郡の橋』
2002年:『沈黙と光』、『顔』、『ロベルト・ズッコ』
2003年:『スズメバチ』、『ホームバディ/カブール』、『バラード』
2004年:『曲がり角の向こうには』、『THE CRISIS-ザ・クライシス-』
2006年:『ベルナルダ・アルバの家』
2007年:『殿様と私〜殿、踊りましょうぞ〜』、『走る女』
2008年:『風のつめたき櫻かな』、『夜と星と風の物語』、『おーい幾多郎』、『日陰者に照る月』
2009年:『わが町〜大野・女たち』
2011年:『Yerma』、『山羊…それって…もしかして…シルビア？』、『受け継がれゆくもの〜伊勢物語抄』、『流れゆくもの』
2012年:『海の眼鏡』、『白蓮耨多羅』
2013年:『セールスマンの死』、『遺産と誤算の協奏曲』、『殿様と私』
2014年:『夏の盛りの蝉のように』
2024年:『庭の見える部屋と四つの物語』、『摂』

舞台以外では、テレビドラマ『相棒』や『遺留捜査』などにゲスト出演。映画では、『写楽』、『瀬戸内ムーンライト・セレナーデ』、『三文役者』などに出演。海外ドラマ『ER緊急救命室』の吹き替えも担当しています。

2000年には、舞台『令嬢ジュリー』での演技が評価され、第7回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞しました。長年のキャリアで培われた確かな演技力で、観客を魅了し続けています。

富沢亜古の公式情報は、文学座の公式サイトで確認できます。

外部リンク
* 文学座 富沢 亜古

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