寒河江市立陵東中学校

寒河江市立陵東中学校

寒河江市立陵東中学校は、山形県寒河江市の北東部に位置する公立中学校です。1968年に創立され、寒河江市立寒河江中学校、寒河江市立三泉中学校、寒河江市立西根中学校の統合により、50年以上の歴史を持つ学校です。2018年にはその創立50周年を祝いました。

校章と施設

校章には、たんぽぽがデザインされています。この象徴は、春の訪れや新しい生命を意味し、生徒たちの成長を象徴しています。学校の設備には、25メートルプールやテニスコート、3階建ての校舎、さらに体育館があり、多彩な活動が行える環境が整っています。

沿革

沿革を振り返ると、様々な活動や成果が挙げられます。2007年には男子バスケットボール部が全国大会に出場し、同年に吹奏楽部も初めて東北大会に参加しました。翌年の2008年には、東京・文京区のシビックホールで初の合唱公演を成功させ、助成されている英語弁論大会、TBCこども音楽コンクールでも全国大会に進出するなど、生徒たちの活躍が光りました。2019年には男子ソフトテニス部が東北大会に参加、2021年には女子バスケットボール部が同大会に出場しています。

学区と生徒数

この学校の学区には、寒河江市立寒河江小学校、西根小学校、三泉小学校が含まれています。これにより、地域の多くの子どもたちがこの学校で学ぶことができ、友好的な関係が築かれやすい環境です。

部活動

学校生活の重要な一環をなす部活動も盛んです。野球部やバスケットボール部をはじめ、吹奏楽部、ソフトボール部、剣道部や柔道部、さらには水泳部など多種多様な部があります。特にバスケ部は、女子が2005年に初の東北大会に出場、男子は2007年に全国大会に進出するなど、多くの成功体験があります。また、ソフトテニス部では、「陵東杯」という大会を開催しており、毎年ペアをシャッフルして行うことによって、部員同士の親睦を深めています。

校風

寒河江市立陵東中学校の校風は、生徒一人ひとりが「気品、剛健、親和」を大切にしています。特に合唱に力を入れており、毎年の修学旅行時には上野公園や文京シビックホールでの合唱公演が行われてきました。これは生徒たちが共に音楽を通じて成長し、絆を深める貴重な機会となっています。

このように、寒河江市立陵東中学校は体育・文化活動が充実し、地域に根ざした教育を提供する学校です。今後もさらなる成長が期待されます。

もう一度検索