寺嶋裕二

寺嶋裕二（てらじま ゆうじ）

概要

寺嶋裕二は1974年5月10日に香川県仲多度郡まんのう町に生まれた日本の漫画家です。血液型はO型で、漫才やアニメなど多様なジャンルに精通しています。

略歴

大学在学中に高橋ヒロシの『クローズ』を読んだことがきっかけで、漫画家を目指す決意を固めました。大学を卒業後、東京に上京し、最初の一年は警備員などのアルバイトをしながら自らの作品を持ち込んでいました。試行錯誤の末、月例賞であるマガジングランプリ（MGP）の奨励賞を受賞することができました。その後、第61回と第62回の週刊少年マガジン新人漫画賞で佳作に輝き、1999年には『マガシンFRESH』から作品『メンバー』でデビューを果たしました。

2002年からは『マガジンSPECIAL』にてテニス漫画『GIANT STEP』を2年間連載し、さらに多くの読者に支持されることになりました。その後、『週刊少年マガジン』においても2003年の42号で野球漫画の「橋の下のバットマン」や、2005年の合併号で「幻の甲子園」という野球ドキュメント作品を発表し、準備を整えた結果、2006年5月からは人気作『ダイヤのA』の連載を開始しました。

この『ダイヤのA』は大きな反響を呼び、2008年には第53回小学館漫画賞少年向け部門、2010年には第34回講談社漫画賞少年部門を受賞。こうした業績によって、寺嶋の名は広く知られるようになりました。

人物

寺嶋は小・中・高校を通じて野球に情熱を注いできました。香川県立善通寺第一高等学校では、その体育的な才能を発揮し、左利きだったために1、2年次は一塁手、3年次からは外野手として活躍しました。彼はまた、練習試合で投手としても登板することがあるなど、多才な一面を持っています。高校時代の彼のエピソードは、彼が手掛けたコミックの折り返し部分にも掲載されています。

私生活では、同じく漫画家である岡田有希と結婚しており、1児の父親です。彼の妻の作品には、寺嶋本人が描かえているエピソードも存在し、彼の家族生活に対する愛情が感じられます。

作品リスト

連載作品

• - GIANT STEP (『マガシンFRESH』全4巻)
• - ダイヤのA (『週刊少年マガジン』全47巻)
• - ダイヤのA actII (『週刊少年マガジン』全34巻)

読み切り作品

• - KING'S ROAD (『ヤングマガジン増刊 カケヒキ』)

イラスト

• - さよなら絶望先生 (エンドカード - 第11話)
• - 山田くんと7人の魔女 (エンドカード - 第8話)
• - UQ HOLDER! 〜魔法先生ネギま！2〜 (エンドカード - 第8話)

師匠とアシスタント

寺嶋は多くのギャラリーやアシスタントと共に仕事をしてきました。彼の師匠には綾峰欄人、井上正治、寺沢大介などがいます。また、アシスタントとしては恵広史、大羽隆廣、岡田有希、宮島礼吏、高本ヨネコが名を連ねています。

外部リンク

さらなる詳しいプロフィールやインタビューは、関連するサイトで閲覧できます。

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