射水警察署

射水警察署について

射水警察署は、富山県警察の管轄に属する警察署で、約110名の署員が所属し、識別章の所属表示は「IM」となっています。福井県射水市に位置し、射水市全域と高岡市の一部地域を管轄しています。

沿革

射水警察署の起源は、2005年10月7日に旧小杉警察署が管轄していた富山市の呉羽地区が富山中央警察署に移管されたことにさかのぼります。そして、2006年4月1日に旧小杉警察署と旧新湊警察署が統合され、射水市と高岡市牧野地区を含む新たな警察署として開署されました。この際、庁舎は旧小杉警察署を利用し、旧新湊警察署の機能は新湊幹部交番として残されました。

特に、その管轄区域の再編成においては、旧新湊警察署の管轄である高岡市牧野地区が高岡警察署に編入される予定でしたが、地元住民の強い反対により、射水警察署の管轄下として残ることとなりました。

2013年4月1日には、老朽化のため現在の位置に移転し、新庁舎が建設されました。この新築にあたっては、総事業費18億8千万円がかけられました。現在の所在地は、富山県射水市今井170番1となります。

管轄区域

射水警察署は、射水市のおおむね全域をカバーしていますが、一部を除くことがあります。具体的には、伏木港の内港の水面を除外地域としており、偏った管轄にならないよう努めています。また、高岡市では牧野地区の一部も管轄に含まれています。

内部組織

射水警察署の組織は、安全確保や犯罪捜査など、さまざまな課に分かれています。署長は警視が務め、副署長もまた警視です。

• - 警務課: 警務係、県民相談係、留置管理係を含み、署内の業務を効率的に運営します。
• - 会計課: 財務や予算管理を担当します。
• - 生活安全課: 一般市民の安全を確保するための組織で、各係が連携して活動します。
• - 地域課、刑事課、交通課、警備課: 各部門が、それぞれの業務を遂行しています。特に、交通課では交通事故などの捜査を行い、交通安全を目的とする施策に携わっています。

交番と駐在所

射水警察署は、地域に密着した警察活動を行うため、いくつかの交番と警察官駐在所も設立しています。例えば、小杉駅みなみ交番や太閤山交番など、地域の安全を守るための拠点を持っています。大島警察官駐在所や下警察官駐在所など、地域の治安維持を目指す駐在所も配置されています。

警備艇

射水警察署では、警備艇も運用しており、水上での安全確保を行っています。このように、多岐にわたる活動を通じて、射水警察署は地域の安全と市民の安心を守る役割を果たしています。

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