小倉しんこう

小倉しんこう

小倉しんこう（1980年4月21日生まれ）は、日本の音楽シーンで幅広く活躍するソングライター、編曲家、ピアニスト、音楽プロデューサーです。
群馬県伊勢崎市出身で、現在は音楽作家事務所『LIQUID MUSIC』に所属し、ソニー・ミュージックパブリッシングの専属作家として活動しています。

生い立ちと音楽への目覚め

小倉氏は群馬県館林市で生まれました。幼い頃から、父親が奏でるギターやエレクトーンの音色に親しみ、自然と音楽への興味を深めていきました。
小学生時代には、視力低下を懸念した親から家庭用ゲーム機を買ってもらえなかったことが、作曲を始めるきっかけになったというエピソードがあります。
ゲームの代わりに、自作のイラストにピアニカでオリジナルのBGMをつけるというユニークな遊びを通して、独学で作曲の基礎を身につけました。
小学校5年生からはピアノを習い始め、音楽の才能をさらに開花させていきます。

学生時代と音楽活動の開始

群馬県立前橋高等学校を経て駒澤大学仏教学部に進学。大学在学中は上京し、都内のバンドで音楽活動に励みました。
卒業後は、実家の寺院の手伝いをするために群馬に戻り、地元を中心にライブサポートやトラックメイカーとして活動します。

2005年、友人と立ち上げた音楽ユニットがきっかけとなり、現在の所属事務所である『LIQUID MUSIC』の代表からスカウトを受けました。
これを機に、プロの音楽家としてのデビューに向けて楽曲制作を開始します。

ソロ活動と作家としての飛躍

2007年にユニットを解散後、ソロの音楽作家として活動を開始。
この年に書き下ろした楽曲が採用されたことをきっかけに、本格的に楽曲提供を始めます。
2008年には、ソニー・ミュージックパブリッシングと専属作家契約を結び、プロの作家としての地位を確立しました。

2009年には、自身のプライベートスタジオ『OSHINKO STUDIO』を設立し、より自由な環境で音楽制作に取り組むようになります。

活動休止と再開

2012年、実家の寺院の跡継ぎ修行のため、音楽活動を一時休止し、山に籠って修行に専念しました。
しかし、音楽への情熱を断ち切れず、2013年に音楽作家としての活動を再開し、現在に至ります。

小倉しんこうは、幼少期からの音楽体験と、様々なジャンルの音楽に触れてきた経験を活かし、幅広い音楽性で多くのアーティストに楽曲を提供しています。
その楽曲は、美しいメロディーと繊細なアレンジが特徴で、聴く人の心に深く響きます。

OSHINKO STUDIO HP
小倉しんこう (@ogura_shinquo) - X（旧Twitter）
LIQUID MUSIC
Sony Music Publishing - 小倉しんこう

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