小出真朱

小出真朱：多才な才能で「ねぞうアート」を創始した漫画家、ライター、実業家

小出真朱（こいで まみ）は、日本の漫画家、ライター、そして実業家として知られています。彼女は、独自のアイデアから生まれた「ねぞうアート」の創始者であり、そのブームを牽引しました。別名義として宇宙田かいを使用していた時期もあります。

経歴

神奈川県出身の小出真朱は、日本大学芸術学部放送学科を卒業後、フジテレビの「少年隊夢」やニッポン放送の「夜のドラマハウス」など、数々の人気番組で放送作家として活躍しました。1996年には、小学館の少女漫画誌「別冊少女コミック」で漫画家としてデビューを果たし、その才能を開花させました。

2012年、小出は身近にあるタオルなどの日用品を使い、赤ちゃんの寝相を活かした写真撮影を始める「ねぞうアート」を考案しました。その制作方法や撮影のコツをまとめた書籍『ねぞうアートの本 寝ている間にHAPPY赤ちゃん写真』をぶんか社から出版し、大きな反響を呼びました。同年には、株式会社ハハノマドを設立し、東京都世田谷区でねぞうアートをコンセプトにしたキッズスペース「ねぞうアートらんど」を運営するなど、実業家としての手腕も発揮しました。

しかし、2017年7月26日、代表を務めていた株式会社ハハノマドが経営不振と資金繰りの悪化により破産。負債総額は約2000万円にのぼりました。

著書

小出真朱は、漫画家、ライターとして数多くの作品を世に送り出しています。

『お化粧野郎バンドルナルナ』（全2巻） ぶんか社、2007年8月。※宇宙田かい名義
『ジゴロちゃん』 小学館、2008年8月8日。
『ココロあみ→ご ~よつばのハート~』 小学館、2009年2月27日。
『ねぞうアートの本 寝ている間にHAPPY赤ちゃん写真』 ぶんか社、2012年6月30日。
『はずみでヨメになりました 』 小学館、2012年9月10日。
『とんでもオヤジの「学び革命」 「京大3兄弟」ホーツキ家の「掟破りの教育論」小学館、2016年6月6日。

外部リンク

小出真朱 (@nezoart) - X（旧Twitter）
静雲堂の文化人

小出真朱は、漫画家、ライターとしての活動に加え、「ねぞうアート」という新たなジャンルを確立し、多くの人々に笑顔と感動を届けてきました。その創造性と多才な才能は、今後も様々な分野で発揮されることでしょう。

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