小台橋

小台橋は、東京都足立区小台二丁目と荒川区西尾久三丁目を結び、小台通り（東京都道458号白山小台線）が通る隅田川に架かる橋です。

橋の概要

種別：鋼道路橋
形式：鋼ニールセンローゼ桁橋
橋長：122.0m
幅員：15.0m
竣工：平成4年（1992年）
事業主体：東京都

歴史

小台橋の架橋以前は、「小台の渡し（尾久の渡し）」と呼ばれる渡し船が付近に存在し、江戸時代から江北、西新井、草加方面への交通の要所として賑わっていました。特に、西新井大師や六阿弥陀の一つである沼田の恵明寺への参拝客が多く利用していました。

最初の小台橋は昭和8年（1933年）に架橋されました。これは、関東大震災後の都市復興事業の一環として建設されたもので、「震災復興橋梁」には数えられませんが、復興都市計画に基づいて架橋された橋梁です。その後、老朽化により、平成4年（1992年）に現在の橋に架け替えられました。

路線バス

小台橋を通る都営バスの路線は以下の通りです。

東43：荒川土手 - 田端駅 - 駒込病院 - 御茶ノ水駅 - 東京駅丸の内北口
東43：江北駅 - 荒川土手 - 田端駅 - 駒込病院
東43：豊島五丁目団地 - 田端駅 - 駒込病院

周辺の橋

隅田川における小台橋の隣の橋は以下の通りです。

上流：豊島橋 - （首都高速中央環状王子線）
* 下流：尾久橋 - （日暮里・舎人ライナー）

小台橋は、地域住民の生活を支える重要なインフラであり、歴史的な背景を持つ橋梁でもあります。都営バスの路線も複数乗り入れており、公共交通機関によるアクセスも良好です。周辺には豊島橋や尾久橋といった橋梁があり、それぞれの橋が地域を結びつけています。

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