小寺裕雄

小寺裕雄の概要

小寺裕雄（こてら ひろお、1960年9月18日生まれ）は、日本の政治家で自由民主党に所属し、衆議院議員を2期務めています。彼は内閣府大臣政務官や滋賀県議会副議長をつとめ、自由民主党滋賀県連政調会長としても活躍してきました。

経歴

小寺は滋賀県八日市市（現：東近江市）で生まれ、地元の滋賀県立彦根東高等学校を卒業し、その後同志社大学文学部を卒業しました。彼が小学校から高校までの間、柔道に打ち込み、60キロ級で滋賀県でチャンピオンに輝いた経験を持ちます。

1985年頃、彼は「ブックボックス」という書店を開業し、その後ファミリーマートを経営しました。2003年には滋賀県議会議員選挙に立候補し、自民党の公認で初当選しました。その後、2007年、2009年と立候補しましたが、一度落選を経験したのち、2011年には再び当選し、2015年には3期目も獲得しました。彼の政治経歴には、他の政治家との連携や多くの選挙戦が含まれています。

2017年には滋賀県議会副議長に就任し、同年の衆議院の解散を受けて滋賀4区から自民党を代表して衆議院議員に立候補し、初当選を果たしました。2021年の総選挙でも再選し、現在に至ります。

政策・主張

政治活動における小寺の主な立場には、憲法改正に賛成する姿勢があります。特に集団的自衛権の保持や緊急事態に関する条項の新設を支持しており、憲法9条への自衛隊の明記に関しても「どちらかと言えば賛成」と述べています。

外交・安全保障に関しては、安全保障関連法の成立を支持し、北朝鮮に対しては圧力を優先すべきと考えています。経済政策についてはアベノミクスを評価し、消費税増税には賛成の立場です。また、原子力発電については、当面必要ではあるが将来は廃止すべきとの考えを示しています。

統一教会との関係

近年、小寺は統一教会に関連する団体のイベントに出席しており、その関与が注目されています。2022年に実施されたアンケートでは、彼を含む多くの政治家が統一教会との関係について問われ、小寺はアンケートに回答しない姿勢をとりました。このことは政治家としての倫理や責任についての議論を呼んでいます。

所属団体・議員連盟

小寺裕雄は、自由民主党たばこ議員連盟に所属しているほか、オンライン上での情報発信も行っており、TwitterやYouTubeなどで活動を広げています。

結論

小寺裕雄は、滋賀県を代表する政治家として多くの政策と主張を持つ一方、様々な側面での議論を呼ぶ存在でもあります。今後の彼の活動は、滋賀県のみならず日本全体に影響を与えることでしょう。

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