小山史乃観

小山 史乃観（こやま しのみ）

基本情報

小山史乃観は、2005年1月31日生まれの女子サッカー選手で、大阪府出身です。現在はスウェーデンのトップリーグ、ダームアルスヴェンスカンに所属するユールゴーデンIFで活躍しています。ポジションはミッドフィールダーやディフェンダーとしてチームの中で重要な役割を担っています。彼女はセレッソ大阪堺レディースの8期生としてキャリアをスタートしました。

選手としてのキャリア

ユース時代

小山がサッカーを始めたのは2017年で、彼女はセレッソ大阪堺レディースの下部組織であるセレッソ大阪堺ガールズの入団セレクションに見事合格し、チームに参加しました。この頃から彼女の才能は注目され始めました。

シニアキャリア

2019年6月、彼女はセレッソ大阪堺レディースに登録されました。ここで、なでしこリーグカップ2部決勝においてフル出場し、チームの優勝に貢献します。2020年には、リーグ戦で17試合に出場し、着実に成長を遂げていきました。特に、2021年には背番号を10番に変更し、竹花友也監督からは「なでしこジャパン入りしてもおかしくない」と評価されました。

同年、リーグ戦全22試合に出場し、チーム内で最も得点を上げた選手となり、9得点と6アシストを記録しました。さらには、なでしこリーグベストイレブンに史上最年少で輝き、皇后杯でも得点王に輝くなど、数々の成果を上げました。2022年には再びベストイレブンに選出され、若干17歳での活躍が評価されました。

2023年1月、彼女はINAC神戸レオネッサへの期限付き移籍を果たし、その後2024年には海外移籍を発表し、スウェーデンにあるユールゴーデンIFへの移籍が決まりました。

代表チームでの成果

小山は、国際舞台でも活躍を見せており、2019年にはU-16日本女子代表に選ばれ、AFC U-16女子選手権で優勝を経験しました。2022年にはU-20女子ワールドカップに出場し、全試合フル出場を果たしながら準優勝に貢献しました。さらに、2022年9月には日本女子代表（なでしこジャパン）にも選出され、2023年にはA代表デビューを果たしました。

個人成績

小山のクラブキャリアには、なでしこリーグとWEリーグの両方での活躍が含まれます。2020年には自身初の得点を記録し、2023年にはWEリーグで初出場・初得点を果たすなど、彼女の成長は目を見張るものがあります。

タイトルと功績

彼女のキャリアには、多くのタイトルが伴っています。セレッソ大阪堺ガールズとして関西女子サッカーリーグ1部での優勝や、セレッソ大阪堺レディースとしてのなでしこリーグカップ制覇、アジア競技大会での金メダルなど、数々の栄誉を手にしています。また、個人としても2回のなでしこリーグベストイレブンに選出されています。

総括

小山史乃観は、まだ若い選手でありながら、そのキャリアの中で数々の成果を収めてきました。今後の成長と活躍が期待される、女子サッカー界の明るい星です。

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