小山町立足柄小学校

小山町立足柄小学校について

静岡県駿東郡小山町竹之下に位置する小山町立足柄小学校は、地域に根ざした公立の教育機関です。この学校は、1909年に「足柄尋常小学校」として創立され、数度の名前の変更を経て現在の名称に至ります。

歴史の流れ

足柄小学校が独立を果たしたのは1909年12月15日であり、開校式は1911年4月3日に行われました。1925年には「足柄尋常高等小学校」に改称され、その後、1941年に「足柄国民学校」、1947年には「足柄村立足柄小学校」と変わります。1955年には町村合併に伴い、現在の「小山町立足柄小学校」に改名されました。

学校の発展と設備の充実

学校の発展はその後も続き、1953年には全校舎が新築され、さらに1958年には給食室が完成しました。1960年には創立50周年の記念式典が行われ、その後も学校づくりは進められました。特に、1995年には教育機器にパソコンが導入され、時代の変化に対応した教育が進められています。

自然災害と学校の復興

1970年代には、学校の運動場が集中豪雨の影響を受け、周囲の地区に影響を及ぼすことがありました。また、1983年には神奈川県西部地震によって校舎が損害を受けたものの、1986年には新校舎が落成し、復興を遂げました。このような経験を通じて、地域社会との絆はより強固なものとなりました。

現在とこれからの足柄小学校

近年では、2019年に110周年の記念式典が開催され、地域の皆さんとともに新たな歴史を刻んでいます。また、校舎の改修工事や新たな施設の導入が続けられ、子どもたちにより良い学習環境を提供すべく努めています。

学校周辺の環境

足柄小学校は、小山町立足柄幼稚園と同じ敷地内にあり、また周辺には地蔵堂川や嶽之下宮が存在します。学校周辺は自然豊かな環境であり、子どもたちが心豊かに成長できる場所となっています。

アクセス

JR御殿場線の足柄駅からは徒歩約6分、距離にして約380メートルの位置にあり、駅へも比較的アクセスしやすい立地です。ただし、駅入口までの道路は遠回りになるため、時間に余裕を持って訪れることが推奨されます。

小山町立足柄小学校は、地域密着型の教育を行いながら、時代の変化に対応し、未来を見据えた学びを重視している学校です。

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