小山絵里奈

小山 絵里奈（こやま えりな）

日本の音楽家、小山絵里奈は1985年11月28日に大阪府で生まれました。彼女は音楽活動を通じて、独自のスタイルを確立し続けています。

略歴・人物

小山の音楽キャリアは、彼女が作曲した「Dance with Tarantula」が著名な音楽家坂本龍一の目に留まったことから始まりました。その際、坂本は彼女にプロとしての道を歩むよう助言しました。この出会いが、彼女の未来を大きく変える契機となりました。彼女はしばらくして坂本がエグゼクティブ・プロデューサーを務めるミニアルバム『INLY』をリリースし、その後も精力的に音楽作品を発表しています。

2007年にはアルバム『VIVIDROP』を制作し、Ted Jensenをマスタリングエンジニア、坂本やZAK、竹村ノブカズをミキシングエンジニアに迎え、彼女の音楽はさらに洗練されていきました。次の年の2008年には、作詞、作曲、レコーディング、ミキシングと、全ての工程を自身で手がけたアルバム『NOMMO』を配信し、オリジナル・コンパイル版も世界に向けてリリースしました。

2009年3月には、フランスのニームで開かれた日本の多様なアートを紹介する「LEX2009」というフェスティバルに出演し、独自の音楽を披露しました。この際、独仏国営放送Arteにも登場し、国際的な舞台でも評価されるようになりました。

ディスコグラフィー

2023年 シングルプロジェクト

2023年に小山は、オリジナル楽曲のシングルを連続で発表するプロジェクトを開始しました。このプロジェクトでは、以下の楽曲がリリースされました：
1. January rabbits
2. times 0
3. a boy
4. the dawn
5. 天気雨と迷いネコ
6. 文香
7. PLANET
8. DANCE OF THE DEAD
9. March of the Little Braves
10. 9
11. 9 SHADOWS
12. A dream I had one day

2024年には、続編として13thシングル「laurel tree」と14thシングル「with you」が発表される予定です。

参加作品

小山は映画やドラマの劇伴音楽にも多くの関わりがあります。以下にその一部を紹介します：

• - 映画「のぞきめ」（2015年）
• - 映画「10万分の1」（2020年）
• - 映画「トーキョーサンライズ」（2020年） - 主題歌「LOSER or NOT LOSER」担当
• - テレビドラマ「Q10」（2010年、日本テレビ）
• - アニメ「M3〜ソノ黒キ鋼〜」（2014年） - 歌唱と演奏で参加

その他の活動

彼女はまた、CM音楽や公演、プロジェクトへの参加など幅広い活動を展開しています。特に、セブン&アイやNTT西日本などの企業とのコラボレーションも行い、多面的な音楽活動を行っています。また、彼女はオリジナル楽器「ピアノカリンバ」を考案し、自ら演奏することでも注目を集めています。

小山絵里奈は、独自の音楽スタイルと革新的なアプローチにより、多くのファンから支持されています。これからのさらなる活躍が期待されます。

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