小川一平 (野球)

小川一平選手のプロフィール

基本情報

小川 一平（おがわ いっぺい）、1997年6月3日生まれ、神奈川県逗子市出身のプロ野球選手です。投手として阪神タイガースに所属しており、右投右打の選手です。背番号は66（2020年から2023年）、2024年からは新たに122に変更されました。

経歴

プロ入り前

小川選手は、逗子市立逗子小学校中に野球を始め、4年生の頃から投手として活動を始めました。中学校では軟式野球部に所属し、その後横須賀工業高等学校に進学しました。高校時代にはエースとして活躍しましたが、故障に悩まされ、甲子園に出場することはありませんでした。高校卒業後、東海大学九州キャンパスに進学しますが、熊本地震の影響で一時的に被災生活を余儀なくされます。それでも、大学ではクローザーや先発投手として成績を残し、チームを全国大会に導くなどの活躍を見せました。

プロ入り後

2019年のNPBドラフトで阪神タイガースから6巡目指名を受け、契約を結びました。入団後の2020年シーズンでは、新人選手としてただ一人開幕一軍入りを果たしましたが、実戦での登板は苦しむことになります。状況が変わったのは2021年、再昇格後の投球が安定し、捕手としての経験を積むことができました。開幕戦での登板を果たし、東京ヤクルトスワローズ戦ではプロ初勝利を挙げることにも成功しました。

2022年シーズンでは先発としての経験を積んだ後、肘の故障により手術を受けることとなります。2023年には実戦復帰を果たし、シーズン中は一軍には上がらなかったものの、最後は育成選手として新たな契約を結びました。今後の成長が期待される若手投手です。

選手としての特徴

小川選手の投球スタイルは、最速153km/hを記録するストレートを武器にしており、力強いチェンジアップやフォークボールも持っています。彼の投球にはスライダーやカットボールなど多彩な変化球が加わり、打者に対して多様な攻撃を仕掛けることができます。

人物

愛称は「一平ちゃん」であり、これは明星食品のカップ麺シリーズから取られたもので、阪神タイガースに入団した際には「虎の一平ちゃん」として報道されることもあります。大学時代には被災地への義援金活動にも参加しており、社会貢献にも関心を持つ選手です。

結論

小川一平選手は、夢を追い続ける若手投手としての期待と実績を兼ね備えています。今後の成長と阪神タイガースでの活躍が楽しみですね。

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