小川 彌生 - 日本の漫画家
小川彌生(おがわ やよい)は、
神奈川県出身の女性
漫画家で、
12月1日生まれのAB型です。
多摩美術大学を卒業し、その後、メディアの世界でキャリアをスタートさせました。
来歴
1994年、小川は
読売新聞社の記者として働いていましたが、その年、
講談社の「mimi&Kiss秋の新人まんが賞」で入選することに成功しました。同年12月には、「Kiss」誌に掲載された「素顔にキスして」により
漫画家デビューを果たしました。その後、彼女は
1998年に
読売新聞社を退職し、
漫画家として自立する道を選びました。
デビュー以降は、
講談社のさまざまな雑誌での制作活動を通じて、着実に人気を集めていきました。彼女の代表作には『
きみはペット』や『キス&ネバークライ』、さらに『銀盤騎士』などがあります。特に『
きみはペット』は、
2003年に第27回
講談社漫画賞少女部門を受賞し、主演に小雪と
松本潤を迎えたドラマ化も果たすなど、累計400万部以上の売上を記録するヒット作となりました。
主要作品リスト
- - ベイビーポップ(1998年 - 1999年、『Kiss』、講談社、単行本全2巻)
- - トライアングルハウス(1999年、『Kiss Carnival』、講談社)
- - キャンディ♥ライフ(1999年、『Kiss』、講談社)
- 『
きみはペット』のキャラクター、スミレの姉妹が登場します。
- この作品は最初、短編『PET』として「Kiss Carnival」に掲載され、その後連載化されました。
- - われアルカディアにもあり(2001年、『One more Kiss』、講談社)
- - EXTRA HEAVY SYRUP!(2003年、『One more Kiss』、講談社、単行本既刊1巻)
- - BAROQUE 〜バロック〜(2005年 - 2012年、『月刊少年シリウス』、講談社、単行本全6巻)
- - キス&ネバークライ(2006年 - 2011年、『Kiss』、単行本全11巻)
- この作品には『
きみはペット』のキャラクター、モモがプロの振付師として登場します。
- - グルメよこんにちは(2006年 - 2009年、『MELODY』、白泉社)
- - 銀盤騎士(2013年 - 2017年、『Kiss』、講談社、全11巻)
- - エメとヒメ(2023年 - 2024年、『Kiss』、講談社)
受賞歴
小川はその卓越した作品によって、
2003年に第27回
講談社漫画賞少女部門を受賞しました。また、
2014年には第5回ananマンガ大賞も受賞しており、彼女の地位と人気は高まっています。
夫は画家の浅野信二であり、彼女のアートへの情熱は家族にも受け継がれています。小川彌生は、これからも多くの読者に愛され続ける
漫画家として、さらなる創作活動を続けていくことでしょう。