小川慶太

小川慶太：世界を舞台に活躍するドラマー、パーカッショニスト

小川慶太（おがわ けいた、1982年12月22日生まれ）は、日本を代表する音楽家であり、ドラマー、パーカッショニストとして国際的に高い評価を受けています。京都府に生まれ、長崎県佐世保市で育ちました。

音楽の道へ

15歳でドラムを始めた小川は、高校卒業後、神戸市の甲陽音楽学院で2年間ドラムを学びました。その後上京し、2005年には渡米。バークリー音楽学院に、ドラムセットからハンドパーカッションへと専攻を変えて入学しました。バークリーでは、ジェイミー・ハダッド、エギー・カストリオロ、ティト・デ・グラシア、デビッド・ロサード、マーク・ウォーカーといった名だたる指導者から薫陶を受けました。

2007年には、ブラジルのリオデジャネイロで3ヶ月間、ブラジル音楽シーンの重要人物であるジョルジーニョ・ドパンデーロ、セルシーニョ・シウヴァ、キコ・フレイタス、マルシオ・バイーアらに師事し、音楽性をさらに深めました。

世界的な活躍

渡米後、小川は現代音楽シーンを代表するヨーヨー・マをはじめ、数多くの世界的アーティストと共演しています。グラミー賞受賞バンドであるスナーキー・パピー、J-Squad（Jスクワッド）、バンダマグダ、ボカンテのメンバーとしても活動しています。

スナーキー・パピーのメンバーとして参加した作品で、2017年、2021年、2023年と、グラミー賞を3度受賞。2023年2月5日の第65回グラミー賞では、参加作品「Empire Central」が最優秀コンテンポラリー・インストゥルメンタル・アルバム部門を受賞しました。小川自身も、2020年の第62回と2024年の第66回グラミー賞にノミネートされています。

現在はニューヨークを拠点に、アメリカ国内、カナダ、ヨーロッパ、南米、アジアなど、世界各国でその才能を発揮しています。

共演者

小川慶太は、以下のような著名なアーティストと共演しています。

ヨーヨー・マ
オスバルド・ゴリホフ
アサド兄弟
アリサ・ワイラースタイン
グスターボ・ドゥダメル
クラリス・アサド
ロメロ・ルバンボ
ダニーロ・ペレス
ベニー・グリーン
エリック・ハーランド
カミラ・メザ
ボストン交響楽団

ディスコグラフィー

小川慶太が参加した主なアルバムは以下の通りです。

Miki Miyamoto / Dear (2006)
Dreaming Butterfly / It's not too late (2006)
Four Leaf Sound (2007)
Oyari / River (2008)
Hiromi Suda (2008)

(その他多数)

メディア出演

[報道ステーション] 2016
[報道ステーション] 2017
グッと!地球便「＃531アメリカ・ニューヨーク」（2019年10月6日、読売テレビ）

エンドースメント

小川慶太は、Canopus Drum、Meinl Cymbal、Meinl Percussion、Evans Drumhead、Vic Firth、Cooperman Company、Dem Sticksのエンドースアーティストです。

外部リンク

小川慶太のホームページ
Keita Ogawa - Facebook
* Keita Ogawa - YouTubeチャンネル

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