小川晴央

小川晴央

小川晴央（おがわ はるお）は、1989年3月22日生まれの日本の小説家です。静岡県出身。

経歴

小川晴央は、元々漫画原作者を目指していましたが、小説の魅力に触れ、小説執筆に転向しました。2011年、小川博史名義で投稿した「箱部～東高 引きこもり同好会～」が第16回スニーカー大賞で優秀賞を受賞。しかし、この作品は出版には至りませんでした。

2013年、再び小川博史名義で「三年B組 中崎くん(仮)」を第20回電撃小説大賞に応募し、見事金賞を受賞しました。受賞作を改稿・改題した『僕が七不思議になったわけ』で、2014年2月にメディアワークス文庫より作家デビューを果たしました。デビューを機に、現在の小川晴央にペンネームを改名しています。

2019年には、応募作「サクラの降る街」で第10回京都アニメーション大賞KAエスマ文庫特別賞を受賞しています。

作品の特徴

小川晴央の作品は、青春や恋愛をテーマにしたものが多いです。繊細な心理描写と、心温まるストーリー展開が特徴で、読後には優しい気持ちになれる作品が多く見られます。

作品リスト

単行本

僕が七不思議になったわけ（メディアワークス文庫、2014年2月25日）
君の色に耳をすまして（メディアワークス文庫、2015年8月25日）
やり残した、さよならの宿題（メディアワークス文庫、2016年9月24日）
終わった恋、はじめました（講談社タイガ、2019年11月22日）
サクラの降る町（KAエスマ文庫、2020年5月22日）
サクラの降る町―白ノ帳―（KAエスマ文庫、2021年12月10日）

単行本未収録

かいじゅうのせなか（短編、MF文庫J evo 参加作品、2022年9月22日）

外部リンク

小川晴央 (@ogawaharuo) - X（旧Twitter）
放課後靴飛ばし予報 - 公式サイト
電撃小説大賞　出身作家インタビュー第４４回

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