小川用水

小川用水

小川用水は、東京都小平市を流れる玉川上水の分水路の一つです。小平市中島町にある小川橋付近で玉川上水から分水しています。

歴史

小川用水は、1657年に開削されました。1870年には、玉川上水に通船が開始されたことに伴い、小川用水を含む6つの分水路が統合され、新堀が造られました。現在では、多くの分水路が廃止されていますが、福生、熊川、拝島、柴崎、砂川、小川の6つの分水路には、玉川上水からの水が流れ続けています。

流路

小川用水は、青梅街道沿いに南堀と北堀の二つに分かれて流れています。このように街道の両側に南北に分かれて流れる形式は、鈴木用水にも見られます。武蔵野線新小平駅付近では暗渠となっていますが、西武新宿線小平駅付近では親水整備が行われています。また、西武国分寺線青梅街道駅の真下を流れており、駅のホームからもその流れを確認できます。仲町付近で北東方向に流れを変え、最終的には東久留米市滝山付近へと続いています。一部は蓋がされている箇所もあります。大沼町2丁目付近では、大沼田用水が合流しています。

親水・緑道エリア

小川用水沿いには、以下のような親水・緑道エリアが整備されています。

彫刻の谷緑道
あじさいの小径
つたかべの径
花の小径
百日紅の小径
清風親水エリア
やすらぎの小径

これらのエリアは、市民の憩いの場として親しまれています。

外部リンク

用水路水系と親水および緑道利用敷地 - 小平市

もう一度検索